
2025.04.19
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、つくば市の母家の下屋根に設置されている谷板金と軒樋との連結部分に生じていた隙間の補修の様子をお伝えいたしました。 今回は、雨漏り修理のためこれまで行ってきた屋根葺き替え工事の完成後状況についてご紹介したいと思…

ちなみに、今回使用した金属屋根は、ガルバリウム鋼板の3倍を超える耐食性を発揮するエスジーエル鋼板屋根「デコルーフ」です。
「デコルーフ」の本体施工が完了した後には、屋根の頂上部にあたる棟に棟包み役物を取り付け、仕上げていく工程となります。
「デコルーフ」の本体施工の際には、水上側の端部を折り曲げ加工を施し、立ち上げています。
これは、雨水が吹き上げてきた際に、棟の内部に入り込まないようにする雨仕舞のための処理です。
屋根の棟は、屋根面どうしが接合する部分であり、雨漏りの原因にもなりやすいところなので、徹底的に雨仕舞処理をして納めておく必要があります。
棟包み役物を固定するための棟板を木下地に釘留めします。
このとき、棟板と「デコルーフ」との間を塞ぐようにケミカル面戸を取り付けているので、雨水が入り込んでも食い止めることが可能となります。
そして、さらに、棟板に対してエプロン面戸を取り付け、隙間を塞いでいます。
このように、棟部には、何重もの雨仕舞を施し、強力に雨水の侵入を防止する構造となっています。
そうすることで、確実に雨漏りを防ぎ、建物の長寿命化を図れるようになるのです。
最後に棟包み役物を被せ、側面からビスで固定します。
棟板金を設置したら、これまで行ってきた屋根の葺き替え工事は完成となります。
また、今回は、屋根葺き直し工事以外にも、外部階段の屋根に設置してある波板の張り替えなども行っているので、次回のブログにてご紹介したいと思います。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさんつくば稲敷店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.