
2025.02.18
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、阿見町の住宅において実施している屋根葺き替え工事の棟板金設置の様子をご紹介いたしました。 今回は、下屋根と外壁との取り合い部への雨押え板金設置と板金役物まわりへのコーキング処理について、その施工の様子をご紹介…

今回、現場調査を行うのは、普段は物置として利用している住宅建物の屋根についてです。
住宅建物は、東日本大震災に損傷を負ったことから、簡易的な補修を行ったものの、その後は手つかずとなっており、また出入りも少なくなっていたようです。
最近になって室内の天井に雨漏りの跡を見つけたとのことで、インターネットで探して弊社へお見積り依頼をいただき、今回、現場調査におじゃましています。
建物内に入ってみると、天井に雨漏りが発生している形跡が確認できます。
これを放置すると、屋根構造を傷め、耐久性の低下から建物寿命を縮めてしまうリスクがあるので、速やかに修理を行い、雨漏りを止めることが重要です。
住宅建物の屋根はセメント瓦です。
セメント瓦とは、その名の通り、セメントを主要成分とする瓦材のことをいいます。
過去にはよく使われていた屋根仕上げ材ですが、現在では製造中止となっています。
実際に、セメント瓦には大量に苔が繁殖しており、また割れている箇所なども複数確認できます。
セメント瓦は、塗膜が剥がれると、表面がザラザラになるので、苔が生えやすくなることも特徴のひとつです。
今回の現場調査では、セメント瓦の経年劣化により、複数箇所に著しい破損が生じており、これらが雨漏りを引き起こしていることが確認できました。
そのため、既存のセメント瓦を撤去し、金属屋根にて葺き替えを行うことが決定しています。
なお、今回は、その他外部階段の波板や別建物の瓦屋根についても調査を行っているので、次回のブログにて、その内容をご紹介したいと思います。
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