
2025.05.23
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、土浦市の住宅にて実施したシャッターゲート外壁塗装工事の様子をお伝えいたしました。 今回は、著しいダメージを解消するため、これまで行ってきたシャッターゲートの屋根、外壁修理の完成後状況についてご紹介したいと思い…

シャッターゲートの屋根、まさかあんなに傷んでるとは…。でも、街の屋根やさんつくば稲敷店さんが丁寧に説明してくれて、不安が安心に変わりました!特に、腐らない下地や長持ちするSGL鋼板の屋根を選んでくれたのは感動モノ。職人さんの丁寧な作業ぶりも見ていて頼もしかったです。これでもう雨漏りの心配なし!見た目もすごくきれいになって、本当に頼んでよかったと心から思っています。
土浦市にお住いの皆様こんにちは!街の屋根やさんつくば稲敷店です(^^)/
「屋根の色褪せが気になるな…」「そろそろ雨漏りしないか心配…」「築20年を過ぎて、そろそろメンテナンスの時期かな?」
土浦市にお住まいの皆様、そうお感じではありませんか?屋根は、毎日私たちのお家を雨風や強い日差しから守ってくれる、まさに「傘」のような存在です。しかし、普段見えない場所だからこそ、劣化が進んでいても気づきにくいものなのです。
今回は、土浦市のお客様のお宅で、古くなったシャッター屋根を全て新しいものに交換する「葺き替え(ふきかえ)」工事を行いました。使用したのは、今、最も注目されている高耐久の金属屋根材「SGL鋼板(エスジーエルこうはん)」です。
「屋根のリフォームって、大がかりで費用も高そう…」そう思われるかもしれませんが、適切な時期に適切な工事を行うことで、お客様のお家を長く安心して守り、結果として余計な出費を抑えることにもつながります。
それでは早速、その全貌をご紹介していきましょう!
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ご自宅の駐車スペース、毎日お車を出し入れするシャッターゲート。実は、その屋根や壁も、年月とともに少しずつお疲れモードになっているかもしれません。
今回注目するのは、屋根にスレート屋根、そして壁に窯業系サイディングが使われているシャッターゲートです。これら、ごく一般的な材料ですが、見えないところで劣化が進んでいることも少なくありません。
「うちのシャッターゲートも、もしかして…?」そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。一体どんなサインに注意すればいいのか、さっそくその劣化状況を一緒に確認していきましょう!あなたのシャッターゲートは大丈夫でしょうか?
シャッターゲートの屋根、なんだか表面が粉を吹いたみたいになっていませんか?実はそれ、塗膜が剥がれて屋根材の素地が丸見えになっているサインなんです。放っておくと、どうなっちゃうと思いますか?
さらに問題なのは、このシャッターゲートの屋根、実は「傾斜(勾配)」が足りていないんです。スレート屋根って、最低限これくらいの傾きがないと、雨水がスムーズに流れないってご存知でしたか?傾斜が足りないと、屋根に雨水がジワジワと留まりっぱなしに…。これって、想像以上に色々なリスクを招く原因になるんですよ?
「え、どんなリスクがあるの?」「うちのシャッターゲートの屋根も大丈夫かな?」そう思った方は、ぜひ読み進めてみてください。知っておくと安心ですよ('◇')ゞ
シャッターゲートのスレート屋根が傷んでいたのは、「傾斜(勾配)」が緩すぎたせいで、雨水が屋根の上にずっと留まっていたことが原因だと分かりました。
ご存知でしたか?スレート屋根には、雨水がしっかり流れるように、最低でも「3寸勾配(さんずんこうばい:約16.7度の傾斜)」が必要なんです。これより傾斜が足りないと、雨水が滞留してしまい…
といった様々なトラブルを引き起こすリスクが高まるんです。
今回の現地調査の結果、この傷んだスレート屋根は全て撤去して、丈夫な金属屋根に「葺き替え(ふきかえ)」工事を行うことになりました。
それでは早速、古いスレート屋根や、その下にある防水シート(ルーフィング)、さらにその下の木材(野地板)などを、丁寧に撤去する作業に入っていきましょう!
屋根の一番高い部分にある、金属のカバー「棟板金(むねばんきん)」から取り外していきます。
この棟板金を取ってみると…やはり!その下にある木材の下地「貫板(ぬきいた)」も、かなり傷んでボロボロになっているのが確認できました。屋根のてっぺんは雨風の影響を特に受けやすいので、下地まで傷みが進んでいることが多いんです。我々は予想できましたが、下から見えない部分なので気づきにくいですよね(-_-;)
いよいよスレート屋根材を剥がしていくと、その下に敷かれていた防水シート(ルーフィング)が、もうほとんど機能していないことが明らかになりました。
さらに驚いたことに、その防水シートの下、つまり屋根の土台となる「野地板(のじいた)」という木材が、水分で腐ってボロボロになっている様子が確認できたんです。
ご存知でしょうか?木材は、水分の影響で「木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)」というカビのようなものが繁殖すると、どんどん弱くなり、最終的にはスカスカになってしまうんです。
だから、お家の大切な骨組みである木材にとって、水分は大敵!雨水からしっかりと守ることが、お家を長持ちさせるためにものすごく重要だということを、私も改めて実感しました。
古くなったルーフィング(防水シート)や野地板(屋根の下地の板)をさらに剥がしていくと、その下の「垂木(たるき)」という木材まで、腐ってひどく傷んでいることが分かりました。
もし、これと同じような状況が、お客様がお住まいの大切な住宅の屋根で起こっていたら…その被害は、想像をはるかに超えるほど大きくなっていたでしょう。このシャッターゲートの屋根は、まさに「早期発見・早期治療」の重要性を教えてくれる事例です。
古いスレート屋根と防水シート、そして傷んだ野地板の撤去が無事に終わりました!これで一旦、ブルーシートで雨が入らないようにしっかり養生しています。
この後は、新しい屋根をしっかりと支えるための下地をもう一度作り直してから、丈夫な金属屋根を貼って仕上げていきます。これで雨の心配もなくなりますね!
屋根葺き替え工事は、下地づくりがいよいよ本格化します!まずは、屋根の板(野地板)を支える大切な骨組み、「垂木(たるき)」の取り付けからです。
これまで腐ってボロボロになっていた箇所はすべて撤去し、新しくて丈夫な木材をビスでしっかりと固定していきます。これで、新しい屋根をしっかりと支える土台が完成しますよ。
丈夫な垂木がしっかりと取り付けられたら、その上にいよいよ新しい屋根の下地となる「野地板(のじいた)」を張っていきます。
今回使用するのは、住宅の屋根下地でも使用される「構造用合板(こうぞうようごうはん)」という、非常に丈夫な合板です。これを隙間なく丁寧に貼り付けていくことで、屋根全体の強度が一気に向上し、新しい金属屋根をしっかりと支える盤石な土台が完成します。
これで、雨水が侵入しない強固な屋根の基礎が築かれました!
新しい野地板を張った後は、その上から大切な防水シートを敷いていきます。これが、雨水を絶対にシャッターゲートの中に入れないための、まさに最終防衛ラインとなります!
この防水シートは、必ず屋根の低い方(水下側)からスタートし、一定の幅を重ねながら、屋根の高い方(水上側)へ向かって施工していくのが鉄則です。こうすることで、万が一雨水がシートの下に回り込んだとしても、浸入をしっかりと防ぐことができる、水の流れを考えた賢い貼り方なんです。
ちなみに、今回使用しているのは、一般的な防水シートよりも防水性も耐久性も格段に優れている「改質アスファルトルーフィング」という高品質な防水シートです。これがあることで、これからのシャッターゲートの屋根は、雨漏りの心配なく、ずっと安心してお使いいただけます。
いよいよ屋根の端の部分、「破風板(はふいた)」を取り付けていきます。この破風板は腐食していましたので、解体時に外していました。
この破風板は、屋根の側面から風や雨が吹き込むのを防ぐ、とても大切な役割を担っています。今回は、丈夫な木製の破風板を、外壁面にビスを使って一本一本、しっかりと固定していきます。
この作業を丁寧に行うことで、屋根の美しい見た目を保つだけでなく、雨仕舞(あまじまい:雨水の処理)を完璧にし、シャッターゲート全体の耐久性を高めることにつながります。これで、屋根の輪郭がピシッと引き締まり、より強固な屋根が完成に近づきますよ!
新しく作り直した下地(野地板)の準備が整ったら、まずその周囲に「唐草水切り(からくさみずきり)」という大切な部材を取り付けていきます。
この唐草水切り部材は、屋根の一番端、特に雨水の影響を受けやすい軒先(のきさき:屋根の先端)やケラバ(屋根の端で壁から突き出ている部分)といった部分を保護するために欠かせないものです。
イメージとしては、屋根の端っこに、雨水が直接下地に入り込まないようにするための「傘の縁(ふち)」のような役割をします。これを最初に取り付けておくことで、雨水が野地板に直接触れるのを防ぎ、大切な屋根下地をダメージから守る役割があるんです。これで、屋根の寿命がグッと延びますよ!
唐草水切り部材の取り付けが完了したら、いよいよ新しい金属屋根材の登場です。今回は、ロール状になったSGL鋼板を、シャッターゲートの屋根に広げていきます。
このロール状の屋根材を、屋根の形に合わせて慎重に広げたら、次に重要な作業が「墨出し(すみだし)」です。写真のように、職人が手に持った道具を使って、屋根材の先端をどこで折り曲げるか、その正確な位置に線(墨)をつけていきます。この「折り曲げ加工」は、屋根の端から雨水が逆流したり、風でめくれたりするのを防ぐための、非常に大切な工程なんです。
ミリ単位の精度が求められる作業ですが、ここを正確に行うことで、見た目も美しく、そして機能的にも完璧な屋根に仕上がります。これで、雨水の侵入を防ぐ準備が着々と進んでいきますね!
いよいよ屋根材の取り付けに欠かせない、「板金掴み(ばんきんつかみ)」という専用工具の出番です!
先ほど墨出し(印つけ)をした正確な位置で、職人がこの板金掴みを巧みに操り、金属屋根材の先端を丁寧に折り曲げていきます。
そして、ただ折り曲げるだけでなく、あらかじめ取り付けしておいた「唐草水切り部材」の先端部分を、この折り曲げた屋根材でしっかりと「つかむように」固定していきます。まるで屋根材が水切り部材にガッチリと手を繋ぐようなイメージです。
この作業は、見た目の美しさだけでなく、雨水が屋根の内部に回り込むのを防ぐ上で非常に重要な工程です。熟練の技術と専用工具を駆使することで、雨に強く、長持ちする屋根が完成へと近づいていきます。
SGL鋼板屋根の周囲の折り曲げ加工がすべて終わり、屋根全体の最終清掃を行ったら、これにて屋根の葺き替え工事が完了です!
今回の工事で、シャッターゲートの屋根は、雨水の影響をほとんど受けず、これまでの屋根とは比べ物にならないほどの「かなりの長寿命」が期待できる構造へと生まれ変わりました。
これで雨の日も、台風の日も、これからは安心してシャッターゲートをお使いいただけます。私たちも、お客様にこの新しい安心をお届けできたことを大変嬉しく思います(^^♪
当社では、現地調査・お見積もりは無料で承っております。
土浦市をはじめ、近隣地域で屋根の葺き替え工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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