
2025.04.15
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、つくば市の物置建物にて、雨漏り修理のために実施している屋根葺き替え工事の軒先やケラバへの水切り役物取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、立平葺きによる金属屋根の本体葺き工程について、その施工の様子をご…

今回、屋根葺き替え工事を行っているのは、東日本大震災が起こった際、屋根の一部が破損したため簡易的な補修を施した後、物置として利用していた建物です。
物置として利用するようになってからは出入りも少なくなったとのことですが、最近になって雨漏りが発生していることが明らかとなったので、弊社にご相談をいただき、その修理を行っています。
なお、雨漏り修理のための屋根葺き替え工事は、地震の影響で激しく破損したセメント瓦を撤去した後、野地板の増し張りを行ったところまでが完了しています。
屋根の下地が傷んだ状態においては、そのまま葺き替えを行っても、適正な固定力は期待できないので、強風にあおられると、飛ばされてしまうリスクがあります。
そのため、建物の重要構造に使用するためにつくられた構造用合板で増し張りを行い、強靭な野地板構造を構築しています。
この後は、さらにルーフィングの敷き込みを行い、長期的に雨漏りが起こりにくい屋根下地をつくっていく工程です。
ルーフィングは、軒先側から敷き込み、規定の幅以上を重ねながら、屋根の頂上である棟へ向けてタッカーで留め付けていきます。
タッカーとは、ホッチキスのような機能を持つ工具のことをいい、ステープルと呼ばれるコの字型の針を装填し、野地板に叩きつけて針を押し出しながら使用します。
今回、使用したルーフィングは、田島ルーフィングの改質アスファルトルーフィング「PカラーEX+(プラス)」です。
改質アスファルトルーフィングは、一般的なルーフィングにポリマー成分などを配合し、防水性や耐久性をより向上させたハイグレードなルーフィング材となります。
屋根の雨漏りは、今回のように屋根材が破損しても、ルーフィングの防水機能が働いていれば、基本的に起こりません。
よって、長期的に屋根を雨漏りから守るには、高性能なルーフィング材を使用しておくことが重要なポイントとなります。
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