
2025.04.16
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、つくば市の物置建物にて、雨漏り修理のために実施している屋根葺き替え工事のエスジーエル鋼板屋根本体施工の様子をお伝えいたしました。 今回は、屋根仕上げ材の本体施工後に行った棟包み役物の取り付けについて、その施工…

今回、屋根の葺き替え工事を実施しているのは、地震の影響でセメント瓦屋根が破損し、簡易的に補修を行ったものの、しばらくして雨漏りが発生していたという住宅です。
その屋根葺き替え工事は、前回までに、セメント瓦を撤去した後、構造用合板と改質アスファルトルーフィングで下地をつくり直し、軒先やケラバへの水切り役物の取り付けが完了しています。
まずは、屋根下地に対し、割り付けに基づいて墨出しを行い、その墨に合わせて「デコルーフ」を端から施工していきます。
なお、今回の葺き替えは、立平葺きにて行っています。
立平葺きは、屋根の勾配に沿い、棟から軒先まで1枚ものの金属屋根を葺いていく施工方法であり、継ぎ目が少なく、きわめて優れた排水機能を発揮するので、雨漏りが起こりにくい屋根構造をつくれることが大きな特徴です。
また、「デコルーフ」は、嵌合式となっており、ハゼを重ねて押し込むように嵌合させるだけで左右のジョイントが行えます。
「デコルーフ」の端部をビスで留め付けた後、さらにその隣を嵌合していくといった非常に簡単な手順で進められる施工性の高さも魅力となっています。
勘合部の先端には桟鼻(さんばな)と呼ばれる部材を取り付けます。
桟鼻を取り付けて納めることで、先端からの雨水侵入を防ぐとともに、外観を整えて仕上げることが可能となります。
立平葺きによる、「デコルーフ」の本体施工が完了しました。
本体施工が完了した後は、屋根の棟部に棟板金を取り付けて仕上げていきます。
なお、次回のブログでは、棟板金取り付け工程について、その様子を詳しくご紹介したいと思います。
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