2025.01.24
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、阿見町の住宅にて実施しているベランダFRP防水工事のガラス繊維マットの敷設とポリエステル樹脂の塗布の様子をご紹介いたしました。 今回は、ガラス繊維マットとポリエステル樹脂の施工後、内部に残っている気泡を脱泡専…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、阿見町の住宅にて実施しているベランダFRP防水工事の脱泡専用ローラーを用いた気泡抜きの様子をご紹介いたしました。
今回は、FRP防水工事の仕上げ工程であるトップコートの塗布について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・阿見町で色あせやサビが見られる貸倉庫の折板屋根塗装メンテナンス、高圧洗浄で下地調整
・阿見町の折板屋根塗装で防錆性に優れるプライマー「エポックマイルド」を用いた下塗り
・阿見町にて雨漏り対策として行う折板屋根塗装、高性能シリコン塗料で中塗りと上塗り
・阿見町の貸倉庫で行ってきた折板屋根塗装メンテナンスが完成、サビにも強い塗膜を形成
・阿見町の住宅ベランダにて実施する1プライ工法によるFRP防水、工事の進め方を解説
・阿見町にてベランダFRP防水工事、下地と防水層との密着性を確保するプライマーの塗布
・阿見町で行っているFRP防水工事にてガラス繊維マットの敷設とポリエステル樹脂の塗布
・阿見町のFRP防水工事でガラス繊維マットとポリエステル樹脂の施工後に行った気泡抜き
今回、住宅ベランダの経年劣化にともなって実施しているFRP防水工事は、ガラス繊維マットの敷設とポリエステル樹脂の塗布、さらに気泡抜き工程までが完了しています。
この後は、ガラス繊維マットとポリエステル樹脂で形成した防水層を十分に乾燥させ、トップコートを塗布して仕上げていく工程となります。
今回、使用するのは、アイカ工業のFRP防水工事用トップコート「ジョリエースJE-2090」です。
ベランダ床の全面に対し、トップコートを塗布していきます。
トップコートは、見た目を整えるほか、紫外線や摩耗など、さまざまな外的要因から防水層を保護する役割があります。
しかし、トップコートは表面に塗装するので、それら外的要因の影響を大きく受け、早い段階で劣化してしまうことは要注意です。
トップコートが劣化して保護機能を損ねると、その下にある防水層へとダメージが及び、寿命を縮める原因につながります。
そのため、ベランダ防水を少しでも長く使うには、トップコートの塗り替えメンテナンスを定期的に行い、防水層を保護する機能を維持していくことがポイントとなります。
ちなみに、一般的なトップコートの期待耐用年数は5年程度です。
ベランダ立ち上がり部にもトップコートを塗って仕上げます。
トップコートの塗布を終えたら、これまで行ってきたベランダ防水工事の完成です。
トップコートの塗り替えは、ベランダ防水を長持ちさせるうえでポイントとなりますが、劣化状況をチェックしてタイミングを見きわめることも可能です。
色あせやチョーキングなどは、劣化の初期症状と捉えられますが、そろそろ塗替えを行う時期が近づいていると判断できます。
ひび割れや苔の発生などが見られるようなら、トップコートの機能は、かなり衰えていると考えられ、塗り替えのタイミングと見て、早々に実施を検討するとよいでしょう。
塗膜剥がれが生じているようなら、防水層にまで影響が及んでいる恐れがあるので、防水層のやり替えといった、比較的規模の大きなメンテナンスが必要となるかもしれません。
街の屋根やさんつくば稲敷店では、ベランダ防水の点検、お見積りを無料で承っており、劣化状況に合わせて適切な提案を行っています。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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