
2025.04.09
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、つくば市の雨漏りが発生している物置建物にて、セメント瓦屋根に著しい傷みを確認した現場調査の内容をお伝えいたしました。 今回は、前回に引き続き、物置建物の外階段の波板や母家の瓦屋根などの劣化状況を確認した現場調…

今回、雨漏りが発生した物置建物で行ってきた屋根の葺き替え工事は、前回、棟包み役物を取り付けて無事に完成しました。
また、今回は、外部階段の屋根に設置されていた波板についても張り替えを行っています。
ちなみに、現場調査の際、外部階段の塩ビ波板屋根には、変色やフックボルトのサビ、外れのほか、簡易的な補修を施してあるような箇所も見られるなど、激しく劣化して外観を損ねている状況にありました。
そのため、既存の塩ビ波板を撤去し、新たなポリカ波板を用いて張り替えを行っていきます。
ポリカ波板は、塩ビ波板と比べると、高強度で劣化しにくいなど、性能面に優れることから、倉庫やベランダの屋根などで広く使用されています。
また、期待できる耐久年数も塩ビ波板が3~5年程度であることに対し、ポリカ波板は10年程度と長持ちするうえ、材料コストもそれほど高額ではありません。
つまり、ポリカ波板は、高性能でコストパフォーマンスに優れる材料なのです。
まずは、劣化した塩ビ波板を取り外します。
塩ビ波板を取り外したら、露出した鉄骨下地に対し、水下側からポリカ波板を取り付けていきます。
ポリカ波板は、サイズが決まっており、そのサイズよりも長い場所へ施工する場合は、一定の重ね代を確保してつなぎ合わせます。
そして、波板専用の留め具を使用し、鉄骨下地に固定していきます。
ちなみに、留め具は、5山おきに設置していくことが一般的です。
波板の留め具は、正しい方法で使用されないと、適正な耐久性や耐風性は得られず、早々にトラブルを引き起こすこともあるので、施工に際しては、注意しておきたいポイントとなります。
外部階段の波板張り替えが完了しました。
今回は、母家の屋根にも現場調査を行っており、その際、下屋根と外壁との取り合い部に設置している谷板金と軒樋が連結するところに隙間が生じていたので、この部分にも補修を行っています。
なお、次回のブログでは、谷板金と軒樋との連絡部分の補修について、その様子をご紹介したいと思います。
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