2025.02.01
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、つくば市の新築住宅の屋根葺き工事で実施した、大棟部への高棟仕様専用役物設置の様子をご紹介いたしました。 今回は、役物まわりへのコーキング処理や補修塗料を用いた補修などの仕上げ工程について、その施工の様子をご紹…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、つくば市の新築住宅の屋根葺き工事で実施した、棟部への換気役物および樹脂製垂木の取り付けの様子をご紹介いたしました。
今回は、垂木を取り付けた棟部に対し、さらに乾式自在面戸や金属面戸などの部材を取り付けて土台を構築していく工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・つくば市の新築住宅にて軽量で強いルーガを用いた屋根葺き工事、軒先水切りの取り付け
・つくば市の屋根葺き工事で30年以上の防水性を発揮するニューライナールーフィングの敷設
・つくば市の住宅新築工事で使用する屋根材「ROOGA(ルーガ)」の特徴や魅力を徹底解説
・つくば市の住宅屋根工事で軒先一文字仕様の役物取り付けとユニック車による材料搬入
・つくば市の新築工事にて高性能な屋根材「ROOGA(ルーガ)」を用いた本体施工の様子
・つくば市の屋根工事にて棟部の強靭な土台を構築するための受け金物取り付けの様子
・つくば市で住まいの快適化を図る換気役物や棟を長持ちさせる樹脂製垂木の取り付け
今回、行っている屋根工事では、これまでに、高性能屋根材「ROOGA(ルーガ)」による本体施工の後、棟部の土台となる受け金物や垂木などの取り付けが完了しています。
この後は、土台部分を覆うように乾式自在面戸を取り付け、さらに高棟仕様の専用役物である金属面戸などの設置も行っていきます。
乾式自在面戸は、タッカーと呼ばれる工具を使い、垂木に対してコの字型の針で固定していきます。
ちなみに、乾式自在面戸とは、棟の土台部分を覆い、かつ瓦へ貼り付けることにより、棟部に生じる隙間を塞いで、内部への雨水侵入を防止するアルミ素材の部材をいいます。
乾式自在面戸を垂木に固定したら、裏面に施されているブチルテープを瓦に貼り付け、隙間を完全に塞ぎます。
乾式自在面戸の設置が完了しました。
従来の瓦屋根の棟といえば、粘土や漆喰などを用いて土台をつくっていましたが、これらに代わるものが受け金物であり、乾式自在面戸になります。
粘土や漆喰は、水を使用する材料であることから、これらを用いる工事を「湿式工法」といい、一方、今回のように水を使用しない工事を「乾式工法」といいます。
「乾式工法」は、「湿式工法」でつくる屋根構造よりも大幅な軽量化が可能となり、耐震性の向上を図れるほか、屋根の長寿命化、そしてメンテナンスコスト軽減といった多くの点で有利になる方法です。
今回は、高棟仕様となっており、専用役物である金属面戸の設置を行っています。
高棟仕様により施工が完成した屋根の状況です。
高棟仕様とは、棟を高く見せ、重厚感やグレード感を演出する仕様になります。
ちなみに、屋根の棟瓦は、近年では薄まりつつあるものの、段数が多く、高く積み上がるほど格式が高いとされています。
金属面戸の取り付けが完了しました。
この後は、土台が完成した棟部への高棟仕様専用役物の設置を行っていきます。
なお、次回のブログでは、隅棟部への役物設置について、その様子をご紹介したいと思います。
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