皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。

前回のブログでは、牛久市の事務所建物で実施した窓上の庇や波板などの鉄部への塗装工事3回塗り工程のうち、中塗りと上塗りの様子をお伝えいたしました。

今回は、ベランダ部の手すりやパラペット笠木の塗装と足元の土台モルタル補修について、その施工の様子をご紹介していきたいと思います。

▼前回までのブログ
・牛久市の事務所建物で折板屋根や笠木への塗装メンテナンス、足場設置と外周部養生
・牛久市の折板屋根やパラペット笠木への塗装メンテナンスでケレンなどの下地処理
・牛久市の折板屋根塗装メンテナンスでサビ止め塗料のSKマイルドボーセイを用いた下塗り
・牛久市にて事務所屋根パラペット部や笠木ジョイント部へのコーキング補修と釘打ち直し
・牛久市の事務所で腐食した折板屋根にエスケープレミアムルーフSiを用いた仕上げ塗装
・牛久市で事務所で釘抜けやコーキング切れがあったパラペット笠木への仕上げ塗装工程
・牛久市で割れや欠けなど大きなダメージを負ったALC外壁を補修用モルタルで補修
・牛久市にてひび割れが発生していたALC外壁目地部のコーキング増し打ち補修の様子
・牛久市で事務所建物の軒天の補修、屋上からの雨漏りの影響で一部が剥がれ落下
・牛久市の事務所建物ALC外壁塗装メンテナンス、微弾性サーフェーサーを用いた下塗り
・牛久市で激しく劣化したALC外壁にエスケープレミアムシリコンを用いた中塗りと上塗り
・牛久市の事務所建物にて劣化で色あせた雨樋にアクセントを効かせた塗装メンテナンス
・牛久市にて外部の窓上庇や下屋根波板などの鉄部塗装、下地処理とサビ止め塗装の様子
・牛久市の事務所建物にて実施の鉄部塗装の中塗りと上塗りの様子

ベランダ部の手すりや笠木の塗装とモルタル補修

現場調査の際、事務所建物のベランダ部分は、手すりやパラペット笠木などが激しくサビ付いているほか、手すりの土台モルタルが崩れている様子を確認しています。

ベランダの手すりや足元のモルタルが激しく傷んでしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、安全性にも問題が生じる恐れがあります。

そのため、これら劣化により激しく傷んだ部分に対し、それぞれ塗装や補修など、必要なメンテナンスを行っていきます。

まずは、塗装を施す手すりに対し、ケレンを行い、サビや剥がれかけている古い塗膜、その他汚れなどをしっかりと落とします。

この下地処理は、塗料の付きをよくし、強い塗膜形成を図るうえで重要なポイントとなる工程です。

パラペット笠木は、ケレンを行うとともに、ジョイント部のコーキングを打ち替えて補修しています。

パラペット部は、コーキングの劣化や笠木の著しい傷みなどに起因する雨漏りも非常に多いので、確実に雨水の侵入を防ぐための処理を施しておくことが重要です。

下地処理の後には、サビ止め塗料による下塗りです。

下塗りが乾燥したら、さらに中塗りと上塗りを重ねて仕上げていきます。

ベランダ部の手すりやパラペット笠木などへの塗装メンテナンスが完了しました。

全体にサビが広がるなど、著しく外観を損ねていた手すりも、塗り替えにより、重厚で美しい仕上がりとなっています。

ベランダ部分は、常に風雨や太陽光の影響を受け続ける過酷な環境にありますが、高性能塗料を用いて適切な3回塗りを行ったことで、長期にわたってさまざまな劣化要因から守る塗膜を形成できました。

また、手すりの足元の土台モルタルについても、適切な下地処理の後、補修を行っています。

なお、ベランダ部分は、床面の防水もかなり劣化が進行し、機能を損ねていたので、ウレタン塗膜防水によるメンテナンスを行っています。

このベランダ防水メンテナンスについては、次回のブログから詳しくご紹介していきますので、ぜひ引き続きご覧ください。

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