
2025.04.05
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、かすみがうら市の住宅にて実施したベランダFRP防水工事のトップコート塗布工程の様子をお伝えいたしました。 今回は、これまで行ってきた1PLY工法によるFRP防水工事の完成後の出来栄えについてご紹介したいと思い…

今回、住宅のベランダにて実施しているFRP防水工事は、適切な下地処理とプライマー塗布を行った後、ガラス繊維マットとポリエステル樹脂を組み合わせて防水層を形成したところまでが完了しています。
また、ガラス繊維マットにポリエステル樹脂を塗布した直後は、内部に気泡が残っている状態なので、これを脱泡ローラーで抜く作業も行っています。
気泡抜きを終えた後は、形成したFRP防水層が硬化するのを待ち、保護塗装となるトップコートを塗って仕上げていく工程となります。
今回使用するトップコート材は、アイカ工業のFRP防水用ポリエステル樹脂系仕上げ材「ジョリエースJE2090W」です。
早速、「ジョリエースJE2090W」を用いて仕上げ塗装を行っていきましょう。
FRP防水層を形成した床や立ち上がりの全面に対し、ローラーやハケなどを駆使してトップコートを塗布していきます。
トップコートは、おもに防水層をさまざまな劣化要因から保護するための仕上げ塗装であることから、最も早く劣化してしまう部分でもあります。
仮に、トップコートが劣化して保護機能が働かなくなると、防水層へと影響が及ぶようになり、防水層そのものの寿命を縮めてしまうことにもつながりかねません。
また、ベランダ防水が著しく劣化すると、雨漏りに直結するケースも多いので、定期的なお手入れや点検を行いつつ、必要なメンテナンスを行っていくことが重要になります。
ちなみに、ベランダ防水のメンテナンスにはいくつかの方法がありますが、5年程度を目安としてトップコートの塗り替えを行っていくと、防水層を長持ちさせるうえで効果的です。
トップコートの塗布工程の完了です。
なお、次回のブログでは、これまで行ってきたFRP防水工事の出来栄えについて、施工前との比較をご紹介したいと思います。
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