2024.12.22
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 今回は、つくば市の住宅にて、ベランダ防水に多くの劣化症状を確認した現場調査について、その内容をご紹介したいと思います。 ベランダ防水の劣化状況について 今回、現場調査を行ったのは、住宅のベランダ防水についてです。 住宅のベラン…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、つくば市のアパート屋外階段で実施した鉄部塗装の仕上げ工程についてお伝えいたしました。
今回は、共用部への防水工事について、施工の進め方のほか、シーラーを用いた下塗りの様子をご紹介したいと思います。
《前回までの記事》
・つくば市でアパート共用部の屋外床面や階段の防水メンテナンス、まずは高圧洗浄から
・つくば市で2階建てアパートの防水メンテナンス、ひび割れた屋外床面の下地補修
・つくば市のアパートで鉄部塗装の下地処理、ケレンや目荒らしとは?その目的は?
・つくば市でアパート屋外階段鉄部塗装、サビ止め塗料のエポサビαを用いた下塗り施工
・つくば市のアパート鉄部塗装、低汚染型のシリコン塗料で3回塗り工程の中塗りと上塗り
・つくば市の劣化でひび割れたアパート共用部防水メンテナンス、先行部分の仕上げ工程
今回、アパートで行うメンテナンスは、共用部にあたる床面や階段などへの防水工事です。
しかし、共用部は、住人の方たちが頻繁に利用する場所でもあるので、工事期間中とはいえ、できる限り支障が生じないよう配慮しなくてはなりません。
そのため、今回の防水工事は、一般的な防水工事とは少し異なる方法で進めていきます。
異なる方法とは、以下の通りです。
①エリアを区切って住人の方たちのそれぞれの通路を設定する
②設定した通路以外の部分を先行して防水工事を完成させる
③先行で完成させた部分を新たな通路として設定する
④残りの部分の防水工事を完成させる
半分ずつの施工となるので、その分工期も長くなりますが、住人の方たちが困らないよう十分に配慮しながら、安全に工事を進めていきます。
比較的規模の大きなひび割れが生じるなど、劣化が進んでいたアパート共有部の床面や階段などは、前回までに下地処理が完了しています。
補修部分が十分に硬化したことが確認できたら、下塗りを行っていきます。
今回、下塗りに使用するのは、水谷ペイントの床用下塗り塗料「水系ボウジンテックスシーラー」です。
「水系ボウジンテックスシーラー」は、水性で臭いが少ないことや、旧塗膜面との付着性に優れることなどが特徴の下塗り塗料です。
ちなみにシーラーとは、「覆う」とか「塞ぐ」といった意味を持つ英語の「seal」に由来しており、下地面と塗膜との密着性を高めたり、あるいは塗料の吸い込みを防いだりする役割があります。
マスキングテープで仕切った通路側ではないほうを先行して「水系ボウジンテックスシーラー」の塗布を行っています。
ひとまず、先行部分の下塗りが完了しました。
下塗りを乾燥させた後には、さらに上塗り用の防水塗料を2回重ねて仕上げていきます。
なお、この仕上げ工程の様子は、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
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