皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。

前回のブログでは、つくば市の新築住宅の屋根葺き工事で実施した、隅棟部への高棟仕様専用役物の設置の様子をご紹介いたしました。

今回は、大棟部に行った高棟仕様専用役物の設置について、その施工の様子をご紹介したいと思います。

▼前回までのブログ
・つくば市の新築住宅にて軽量で強いルーガを用いた屋根葺き工事、軒先水切りの取り付け
・つくば市の屋根葺き工事で30年以上の防水性を発揮するニューライナールーフィングの敷設
・つくば市の住宅新築工事で使用する屋根材「ROOGA（ルーガ）」の特徴や魅力を徹底解説
・つくば市の住宅屋根工事で軒先一文字仕様の役物取り付けとユニック車による材料搬入
・つくば市の新築工事にて高性能な屋根材「ROOGA（ルーガ）」を用いた本体施工の様子
・つくば市の屋根工事にて棟部の強靭な土台を構築するための受け金物取り付けの様子
・つくば市で住まいの快適化を図る換気役物や棟を長持ちさせる樹脂製垂木の取り付け
・つくば市で屋根の棟部への乾式自在面戸や金属面戸を取り付けて雨水に強い土台を構築
・つくば市の住宅屋根工事の隅棟部施工、高棟仕様の隅巴や鬼、高棟などの役物設置の様子

屋根葺き工事の大棟部に対する高棟仕様専用役物の設置

新築住宅に対し、高性能屋根材「ROOGA（ルーガ）」を用いて行っている屋根葺き工事は、前回、隅棟部への高棟仕様専用役物の設置が完了しています。

また、大棟部は、以前、受け金物や垂木、防水シーラーなどの取り付けが完了しています。

この後、大棟部には、高棟仕様の金属面戸や専用役物を被せ、それぞれ下地に留め付けて固定していく工程となります。

金属面戸の設置状況です。

金属面戸は、瓦材に貼り付けている防水シーラーを押さえつけるように被せ、垂木に向けて両側から固定釘で留め付けます。

そうすることで、棟部の隙間を完全に塞ぎ、屋根内部への雨水侵入を効果的に防止できるようになります。

高棟仕様の高棟役物設置状況です。

高棟役物は、上部からパッキン付きのステンレスビス2本で固定していきます。

ちなみに、高棟役物は、大棟には5段タイプを、隅棟には3段タイプを使用しています。

以前、換気役物を取り付けた位置には、換気用棟包役物を設置します。

棟に換気機能を付加することにより、屋根裏にたまりやすい熱気や湿気を外部へ排出できるようになり、生活空間の快適性向上や建物の長寿命化を図ることが可能となります。

大棟と隅棟が交わる箇所には、三つ又役物を使用して納めます。

大棟に設置する鬼役物も、隅棟部と同様、ステンレス線とパッキン付きのステンレスビスにて固定しています。

高棟仕様による専用役物の設置が完了しました。

この後は、それぞれの役物の取り合い部に生じる隙間からの雨水侵入を防止するため、コーキングの充填や補修などを行っていきます。

コーキングや補修を終えたら、これまで行ってきた屋根葺き工事の完成です。

なお、次回のブログでは、役物まわりへのコーキング処理や補修などの仕上げ工程について、ご紹介したいと思います。

ルーガを用いた屋根工事なら街の屋根やさんつくば稲敷店にご相談ください！