2024.02.27
かすみがうら市にお住いの皆様、お疲れ様です!街の屋根やさんつくば稲敷店です(^_-)-☆本日は瓦自体はメンテナンスフリー(半永久)ですが、瓦周辺の漆喰などはメンテナンスが必要になってくるんです(;゚Д゚)目には見えない場所で、経年劣化や自然災害の被害を受けている可能性は大いにある…
前回のブログでは、土浦市の平屋住宅で実施しているガイドライン工法による棟瓦取り直し工事の強力棟の設置と南蛮漆喰を用いた瓦の復旧の様子をお伝えいたしました。
今回は、強力棟への樹脂製垂木取り付けとその周囲への南蛮漆喰の充填および成形について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・土浦市の中古物件の平屋住宅で漆喰の黒ずみやひび割れ、瓦の剥がれ落ちを確認した屋根調査
・土浦市の屋根調査で棟瓦のラバーロックを確認、ガイドライン工法による取り直しが決定
・土浦市で平屋住宅の合板の軒天に劣化を確認、木部用塗料による塗装前の現地調査
・土浦市の平屋住宅で行うガイドライン工法による棟瓦取り直し工事の進め方を徹底解説
・土浦市で屋根の漆喰にダメージがある住宅の棟瓦取り直し工事、棟部の解体から
・土浦市にて野地板への強力棟の設置と取り外していた瓦の南蛮漆喰を用いた復旧の様子
今回、実施している棟瓦取り直し工事は、現場調査の際、瓦の固定や雨水の侵入防止といった重要な役割を担う漆喰に著しい劣化が見られたので、その修復を行うための措置になります。
そして、棟瓦取り直し工事は、強力棟と呼ばれる補強金物の設置と南蛮漆喰を用いた棟周辺の瓦の復旧までが完了しています。
この後は、野地板に設置した強力棟に対し、冠瓦を固定するための下地である垂木を取り付け、さらに、棟内へ雨水が侵入しないよう垂木の周囲に南蛮漆喰を充填していく工程となります。
樹脂製の垂木を強力棟に取り付け、両側からビスでしっかりと固定します。
このときには、垂木を支えるように、あらかじめ南蛮漆喰を盛っておきます。
垂木は、木製のものを使用するケースが一般的に多く見られます。
しかし、木製の垂木は、濡れてしまうと、腐れが生じて著しく強度が低下することがあり、そうなると釘やビスの緩みにつながりやすい点では注意しておかなくてはなりません。
一方、樹脂製の垂木は、濡れても腐朽することがないので、長期間にわたって釘やビスに対する保持力を発揮し、棟部に多いトラブルの防止に寄与します。
樹脂製の垂木の両側に南蛮漆喰を充填し、コテを使って成形します。
ちなみに、南蛮漆喰には、従来の漆喰よりも防水性や耐久性に優れる「シルガード」を使用しています。
棟部に充填する漆喰は、瓦の固定や雨水の侵入防止など、非常に重要な役割を担います。
そのため、高性能な材料を選んでおくと、長く機能を発揮し、屋根の長寿命化が期待できるようになります。
垂木の設置と南蛮漆喰の充填を終えたら、いよいよ棟瓦取り直し工事の仕上げ工程となる冠瓦の取り付けを行っていきます。
なお、この冠瓦の取り付けの様子については、次回のブログにて詳しくご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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