2024.10.08
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、かすみがうら市の平屋住宅で実施している屋根葺き替え工事の大棟部への樹脂製貫板および棟板金取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、工事後に全員で行っていた現場清掃の様子とこれまで行ってきた屋根葺き替え工事…
前回のブログでは、土浦市の平屋住宅にて、必要以上にラバーロックが施されていた棟瓦の状況をお伝えいたしました。
今回は、合板の軒天に色あせやカビなどの劣化症状を確認した現場調査の内容をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・土浦市の中古物件の平屋住宅で漆喰の黒ずみやひび割れ、瓦の剥がれ落ちを確認した屋根調査
・土浦市の屋根調査で棟瓦のラバーロックを確認、ガイドライン工法による取り直しが決定
今回、現場調査を行っているのは、お施主様より屋根から漆喰が崩れてきているとのご相談をいただいたことで実施しています。
実際に、屋根の漆喰には、変色やひび割れ、剥がれ、棟瓦の歪みなどの激しい劣化を確認しており、棟瓦の取り直し工事を行うことが決定しています。
また、お施主様からは、軒天も気になっているとのことでしたので、併せて調査を行いました。
今回、調査を行っている住宅の軒天は、合板が用いられており、全体的に色あせが進んでいる様子が一目でわかる状況です。
住宅の軒天は、日光が当たらないので、どうしても湿気の影響を受けやすくなります。
そのため、防水機能を担う表面の塗装が劣化してしまうと、軒天そのものが湿気を吸い込んで、カビが発生したり、あるいは合板であれば腐れを引き起こしたりすることにもつながりかねません。
実際に、カビが生え、黒ずんで目立ってしまっている箇所も見られます。
軒天は、下から見上げると視界に飛び込んでくる部分なので、色あせやカビ、汚れなどが著しいとよく目立ち、また見る人の印象を悪くする恐れがあります。
そのため、防カビ効果のある塗料を使った塗り替えなどのメンテナンスを行い、機能や美観を保っていくことが重要です。
その他にも、軒天を留め付けている釘にも劣化でサビが生じている様子が見られます。
今回の現場調査では、合板の軒天に、色あせやカビなど、経年劣化が進んでいる状況が確認できました。
この調査結果に基づき、前回のブログでお伝えした、棟瓦取り直し工事と併せ、木部専用塗料の「キシラデコール」を用いた塗り替えメンテナンスを行うことが決定しています。
なお、次回のブログでは、棟瓦取り直し工事の様子について、詳しくご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
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