2024.10.17
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、稲敷郡阿見町で実施している屋根葺き替え工事の「コロニアルグラッサ」を用いた本体施工の様子をお伝えいたしました。 今回は、大棟部や下屋根と外壁との取り合い部に設置する板金役物の下地となる樹脂製貫板の取り付けにつ…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、稲敷郡阿見町で実施している屋根葺き替え工事の仕上げ工程となる棟板金や雨押え板金の取り付けの様子をお伝えいたしました。
今回は、板金役物の取り付け後に行ったノンブリードシーリング材を用いた雨仕舞処理について、その施工の様子をご紹介していきたいと思います。
▼前回までのブログ
・稲敷郡阿見町で苔の目立つ劣化したコロニアル屋根を葺き替え、工事前状況と棟部解体
・稲敷郡阿見町で経年劣化による色あせや塗膜剥がれがあった既存コロニアル屋根の撤去
・稲敷郡阿見町で雨水の影響を受けて傷んでいた野地板の部分補修
・稲敷郡阿見町で劣化した屋根下地への改質アスファルトルーフィング敷き施工
・稲敷郡阿見町にてケラバ水切りの取り付けの様子(屋根葺き替え工事事例)
・稲敷郡阿見町にて自社所有のユニック車で安全に配慮した屋根仕上げ材の搬入作業
・稲敷郡阿見町で高性能な屋根仕上げ材のコロニアルグラッサを用いた本体施工の様子
・稲敷郡阿見町で屋根の大棟部や下屋根と外壁との取り合い部に樹脂製貫板を取り付け施工
・稲敷郡阿見町で行っている屋根葺き替え工事の仕上げに棟板金や雨押え板金の取り付け
今回、行っている屋根葺き替え工事では、スレート屋根の本体葺きを終え、棟板金や雨押え板金の取り付けまでが完了しています。
板金役物を取り付ける位置というのは、屋根の弱点にもなりやすいので、徹底した雨仕舞を施すことが重要になります。
なかでも、下屋根と外壁との取り合い部に設置する雨押え板金は、外壁を伝って落ちてくる大量の雨水を建物内に侵入させることなく、下屋根へと流す重要な役割があります。
実際に、この部分で起こる雨漏りは非常に多いので、十分な対策が必要です。
そのため、雨押え板金の周囲にシーリングを充填し、雨水が入り込むリスクを徹底的に排除する必要があります。
ちなみに、今回使用するシーリング材は、関西パテ化工のノンブリードシーリング材「セルシール」です。
ノンブリードシーリングとは、施工後に添加剤が表面ににじみ出てくる「ブリード現象」を防ぐタイプのシーリング材のことをいいます。
「ブリード現象」が起こると、表面にベタ付きや汚れが発生し、目立ってしまう原因となります。
しかし、ノンブリードタイプのシーリング材を使用すると、「ブリード現象」を防げるので、長く美しい外観を維持できるのです。
それでは、雨押え板金周囲へのシーリング充填施工を行っていきましょう。
まずは、シーリングを充填する部分に、はみ出しを防ぐため、マスキングテープで養生を施します。
さらに、プライマーを塗布した後、シーリングを充填してその表面を均します。
シーリング材の色には、外壁との取り合い部にはホワイト系を、板金部材どうしの取り合い部にはブラウン系を使用しています。
マスキングテープを取り外したらシーリング充填施工の完了です。
この後は、シーリングが硬化するまで養生期間を設けます。
なお、次回のブログでは、これまで行ってきた屋根葺き替え工事の完成後の仕上がり状況について、ご紹介したいと思います。
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