2025.02.05
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 今回は、阿見町の築後20年を超える住宅にて実施する屋根葺き替え工事の施工前の状況をご紹介したいと思います。 屋根葺き替え工事の施工前状況 今回、実施する屋根葺き替え工事は、屋根リフォームを検討しているとのご相談をいただいたこと…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、阿見町の住宅において実施する屋根葺き替え工事の施工前状況についてご紹介いたしました。
今回は、屋根葺き替え工事で用いる「快適!熱シャット工法」について、その特徴や施工手順などを徹底解説したいと思います。
▼前回ブログ
・阿見町の住宅で屋根リフォーム、金属屋根を用いた熱シャット工法にて葺き替えを実施
今回、経年劣化にともなって実施する住宅の屋根葺き替え工事は、熱シャット工法にて行うことが決定しています。
熱シャット工法とは、屋根下地である野地板を2重に設け、その間に通気層を確保した屋根構造を構築する方法です。
下側の野地板には遮熱シートを施工し、さらに通気層の軒先側と棟側の両方に専用の換気役物を設置することで、新鮮な空気を通しつつ、屋根裏の熱気や湿気を効率よく外部へ排出できるようになります。
この通気層を設けた2重野地板構造の効果により、室内空間の温度環境が安定し、快適性の向上や光熱費の低減を図れることが熱シャット工法の大きな特徴です。
今回、屋根葺き替え工事で行う熱シャット工法は、大きく以下の手順で施工を進めていきます。
・既存屋根の解体
・野地板への遮熱シート敷設
・通気垂木の取り付け
・通気野地板の設置
・通気野地板への防水シート敷設
・金属屋根の施工
・完成
既存の野地板の上に遮熱型透湿防水シートの「ルーフラミテクトRX」を敷設します。
「ルーフラミテクトRX」を敷設することにより、防水機能を発揮しつつ輻射熱を反射させ、建物内への雨と熱の流入を防ぎます。
2重構造の上側の野地板を設置するための垂木を取り付けます。
この上に野地板を設置すると、垂木の厚さ分の通気層ができあがります。
構造用合板を垂木に対して釘で留め付け、通気層を確保した2重野地板構造を構築します。
野地板の上に防水シートの「ルーフラミテクトZ」を敷設します。
葺き替え工事の後、検査を行って問題がなければ完成となります。
今回、行う熱シャット工法は、屋根に通気層のある2重野地板構造を設けることにより、室内空間の快適性向上に大きく寄与する方法です。
なお、次回のブログからは、熱シャット工法による屋根葺き替え工事の実際の施工の様子について、順次詳しくご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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