2024.09.27
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、石岡市の住宅で実施している屋根カバー工事の仕上げ工程となるコーキングやタッチアップ処理、そして工事完了後の清掃状況などをお伝えいたしました。 今回は、屋根カバー工事のすべての工程を終えた後の建物の仕上がり状況…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、石岡市の住宅で実施している金属屋根のスーパーガルテクトを用いたカバー工事本体葺きの様子をお伝えいたしました。
今回は、棟板金や雨押え板金の下地として樹脂製貫板を取り付けた施工の様子について、ご紹介していきたいと思います。
▼前回までのブログ
・石岡市の住宅にて劣化したスレート屋根へのカバー工法メンテナンス、施工前の現場状況
・石岡市のスレート屋根へのカバー工法メンテナンス、棟板金や雪止め金具の撤去の様子
・石岡市で住宅屋根カバー工事、既存スレート屋根の上に粘着層付ルーフィングを施工
・石岡市の屋根カバー工事、軒先への水切りや隅棟部への樹脂製垂木、捨て板金の取り付け
・石岡市の住宅屋根メンテナンス、雨漏りトラブルが多い谷部への板金役物取り付け施工
・石岡市で雪止め金具の取り付け、横葺き金属屋根を用いた屋根カバー工事の様子
・石岡市でエスジーエル鋼板屋根のスーパーガルテクトを用いたカバー工事本体葺きの様子
今回、実施している屋根カバー工事は、超高耐久ガルバ屋根「スーパーガルテクト」を用いて本体葺きまでが完了しています。
本体葺きが完了した後には、棟部に設置する棟板金や下屋根と外壁との取り合い部に設置する雨押え板金の下地となる貫板を取り付けていきます。
棟板金の下地となる位置に樹脂製の貫板をビスでしっかりと留め付けていきます。
貫板は、木製のものを使用するケースが一般的に多く見られますが、木製は濡れると腐れが生じます。
そうなると、強度が低下して、釘やビスの緩み、あるいは抜けなどから、板金そのものが強風で飛ばされるといった不具合を引き起こす原因となるので十分な注意が必要です。
一方、樹脂製の貫板を用いると、濡れても腐る心配がないことから、長期にわたって釘やビスの保持力を維持し、板金が飛散するといった不具合のリスクを大幅に軽減します。
そのため、弊社では、樹脂製の下地材を標準仕様として使用しています。
下屋根と外壁との取り合い部に設置する雨押え板金の下地にも樹脂製の貫板を用いています。
この下屋根と外壁との取り合い部も、谷部や棟部と並んで雨漏りが多い箇所です。
徹底した雨仕舞処理と樹脂製貫板の使用により、長期にわたる安定的な雨押え板金の固定が可能となり、完成後の不具合やトラブルを防止します。
貫板を取り付けたら、屋根材との取り合い部にコーキングを充填して隙間を埋めます。
さらに、貫板の両サイドへスポンジ状のシーラーを貼り付けます。
棟板金などの役物の設置の際には、シーラーを圧縮するように取り付けることで、強力な止水性を発揮します。
貫板の設置が完了したら、棟板金や雨押え板金などの取り付けを行って仕上げる工程となります。
なお、この板金役物設置の仕上げ工程の様子は、次回のブログにて詳しくご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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