2024.11.06
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。本日は、美浦村のお客様より屋根カバー工法と外壁塗装のお見積りでご相談いただきましたので、そのための無料調査を行なった時の様子をご紹介します(^^)/今回ご紹介するのは、ミサワホーム建ての築34年の戸建て住宅です。前回のブログで、…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、石岡市の住宅で実施する屋根カバー工法メンテナンスにおいて、工事前の屋根の劣化状況をお伝えいたしました。
今回は、屋根カバー工法メンテナンスでまず行う棟板金や雪止め金具などの撤去について、その施工の様子をご紹介していきたいと思います。
▼前回までのブログ
・石岡市の住宅にて劣化したスレート屋根へのカバー工法メンテナンス、施工前の現場状況
このひどく傷んだスレート屋根の上に、新たな金属屋根を被せて仕上げるカバー工法によるメンテナンスを行っていきます。
ちなみに、金属屋根は、非常に軽量であることから、屋根にかかる負担を軽減するので、メンテナンス後にも建物の耐震性に大きな影響を与えないことが特徴となっています。
それでは、カバー工法の最初の工程となる棟板金と雪止め金具の撤去を行っていきましょう。
棟板金を固定している釘を1本ずつ抜き、棟板金本体を丁寧に取り外していきます。
棟板金の下地となっていた貫板は、湿気の影響によりひどく傷んでおり、耐久性が低下している様子が伺えます。
貫板の耐久性が低下すると、保持力の衰えから、釘の緩みや抜け、さらには棟板金本体の浮き、飛散といった、より深刻なダメージにつながっていくので、注意が必要です。
下屋根と外壁との取り合い部に設置する雨押え板金を取り外すと、その下地は、棟部と同様にひどく傷んでいる状況にありました。
このように、木製の下地は、水を含むと、腐朽して耐久性が低下し、やがてボロボロに朽ちてしまう恐れがあることは注意しておかなくてはなりません。
なお、弊社では、板金役物の下地には、濡れても腐れが生じることのない樹脂製の下地材を使っています。
もちろん、今回のメンテナンスにおいても、木下地をすべて取り除いた後、樹脂製の下地材を設置します。
カバー工法メンテナンスは、下地面をできるだけ平坦な状態にしたうえで施工を行う必要があります。
そして、雪止め金具が設置されている場合は、ディスクグラインダーなどの電動工具を用いて切断し、施工面を平坦にします。
棟板金や雪止め金具などの撤去が完了したら、この上に防水シートを敷き込んだ後、金属屋根を張って仕上げていきます。
なお、次回のブログでは、防水シートの敷き込みの様子についてご紹介したいと思います。
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