
2025.05.26
「そろそろ屋根のメンテナンスが必要かな?」そう感じ始めたつくば市周辺にお住まいの皆様へ。屋根のリフォームは、住まいの寿命を大きく左右する重要な工事です。中でも近年注目を集めているのが「カバー工法」。既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねるこの工法は、費用や工期を抑…

築20年以上の我が家のスレート屋根は、色褪せやコケが目立ち、ひび割れも気になっていました。特に、雨が降るたびに雨漏りの不安が募り、夏の二階の暑さにも悩まされていました。大切な家をこれからも長く安心して住み続けたいという思いが強く、耐震性も考慮した、信頼できる業者さんでの屋根リフォームを決意しました。
牛久市にお住まいの皆様、こんにちは!街の屋根やさんつくば稲敷店です。
「もしかして、うちの屋根もそろそろ…?」
そう感じている方は少なくありません。特に、築20年以上が経過したスレート屋根(コロニアルやカラーベストと呼ばれることもあります)は、雨風や紫外線に長年晒され、以下のような症状が出ていませんか?
これらのサインは、屋根リフォームの時期が来ている合図です。放置してしまうと、雨漏りが建物内部の柱や梁を腐食させ、大規模な修繕費用がかかってしまうことも。大切なご自宅を長く快適に保つためには、早めの屋根リフォームが非常に重要です。
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今回、牛久市で施工させていただいたのも、この「屋根カバー工法」です。
カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねて葺く工事のことです。廃材の撤去費用が抑えられ、工期も比較的短く済むのがメリットです。
今回の現場では、既存のスレート屋根の上に、高性能な金属屋根材である「スーパーガルテクト」を使用しました。
「でも、既存の屋根の上に重ねて大丈夫なの?」そう心配される方もいるかもしれませんね。ご安心ください!屋根材の重さが既存の屋根材と比べても非常に軽いため、建物への負担はほとんどありません。
屋根カバー工法は多くのメリットがある一方で、いくつか知っておいていただきたいデメリットもあります。
カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるため、屋根全体の重さは多少増えます。しかし、今回使用した「スーパーガルテクト」のような軽量な金属屋根材を選べば、建物への負担は最小限に抑えられます。
既存の屋根の劣化が激しく、下地の腐食や損傷が広範囲にわたる場合、カバー工法では対応できないことがあります。その場合は、既存の屋根材を全て撤去する「葺き替え工事」が必要になります。
カバー工法では、使用できる屋根材の種類が、既存の屋根材との相性や重量の観点から限られることがあります。
もし現在雨漏りしている場合、既存の屋根材を撤去しないため、雨漏りの根本的な原因を特定しづらいことがあります。ただし、街の屋根やさんつくば稲敷店では、経験豊富な職人が現地調査でしっかりと原因を特定し、適切な処置を行ってからカバー工法を進めますのでご安心ください。
私たちは、お客様に安心して屋根リフォームを行っていただくため、メリットだけでなくデメリットもしっかりとご説明し、最適なご提案をさせていただきます。
今回、屋根カバー工法で使用したのは、アイジー工業社の高性能金属屋根材「スーパーガルテクト」です。
これは、従来のガルバリウム鋼板をさらに進化させたSGL(次世代ガルバリウム鋼板)と呼ばれる素材で作られています。
「金属屋根って、夏は暑いんでしょ?」という声、よく耳にしますよね。ご安心ください!スーパーガルテクトは、その常識を覆します。
秘密は、屋根材の内部にぎっしり詰まった『断熱材ポリイソシアヌレートフォーム』この高性能な断熱材が、屋根材の細部まで隙なく充填されているため、夏の強烈な日差しによる熱の侵入をしっかりシャットアウトします。
他の屋根材と比べて熱を通しにくいので、エアコンの効きも格段にアップ!設定温度を高く保てるため、夏場の電気代削減にも繋がり、家計にも優しいんです。
スーパーガルテクトの魅力は断熱性だけではありません。表面には特殊な「遮熱性ポリエステル樹脂塗装」が施されています。
この塗装は、太陽光に含まれる約50%の紫外線を効率よく反射する能力を持っています。一般的なガルバリウム鋼板と比較しても、屋根材表面温度に約15度もの差が生まれることもあるほど!屋根材自体の蓄熱を抑えることで、室内の温度上昇をさらに抑制します。
「金属屋根は塩害に弱くて、海岸近くでは使えない」と思っていませんか?
スーパーガルテクトは、従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを2%配合することで、耐食性が約3倍に向上した「超高耐久屋根材」へと進化しました!これにより、塩害の心配がある地域でも安心してご使用いただけます。
メーカーによる充実した保証も完備されているので、安心・安全に長くお使いいただけます。
ここからは、実際に牛久市で行った工事の様子を写真と共にご紹介します。
屋根リフォームの第一歩として、既存屋根の棟板金(むねばんきん)を撤去します。これは屋根の頂点にある板金で、新しい屋根材をきれいに設置するため、その下地の貫板(ぬきいた)ごと丁寧に取り外していきます。
このシートは、不織布が入っているのでコロニアルスレートの上に貼っても破れにくく、施工直後であれば微調整が可能でありながら、約2時間で屋根に強力に密着し、非常に高い防水性を発揮します。まるでテープのように屋根全体をしっかりと守るため、当社の屋根リフォームには欠かせない部材です。
雨水が浸入しないよう、シートの重ね代(かさねしろ)をしっかりと設け、丁寧に貼り付けていきます。
屋根が入り組んだ箇所や、棟がズレている棟違い(むねちがい)といった雨漏りを引き起こしやすい箇所も、特に念入りに、抜かりなく防水シートを張っていきます。
防水シートの施工が無事に完了いたしました。これにより、万が一屋根材の下に雨水が浸入しても、防水シートが最後の砦となり、建物を守ります。
屋根の工事において、目に見えないけれど非常に重要な役割を果たすのが下地板金です。これには主に軒先(のきさき)やケラバ(けらば)、そして棟(むね)の下地となる部分に設置する水切り板金(みずきりばんきん)が含まれます。
水切り板金は、屋根に降り注いだ雨水が建物内部に浸入するのを防ぎ、適切に外部へ排水させるための大切な部材です。例えば、屋根の先端である軒先に取り付けられる水切り板金は、屋根材の隙間から入り込んだ雨水が野地板(下地材)を伝って軒先から確実に排出されるように誘導します。また、屋根の端部であるケラバに設置される水切り板金は、風を伴う雨が屋根の側面から吹き込むのを防ぎます。
これらの下地板金は、たとえわずかな隙間から雨水が浸入したとしても、その水を受け止め、屋根の外へと導く「縁の下の力持ち」のような存在です。建物の耐久性を高
め、長期にわたる雨漏り防止に不可欠な役割を担っています。私たちは、この見えない部分の施工にも一切妥協せず、細部にわたって丁寧な作業を徹底しています。
屋根の頂点や傾斜部分のつなぎ目となる「棟(むね)」は、雨水が浸入しやすい箇所です。この棟板金の下地となる貫板(ぬきいた)には、タルキと同様に腐食しない樹脂製のものを使用します。
以前は木製の貫板も使用していましたが、リフォームの解体時に腐食している貫板を何度も見てきました。「これではお客様に長期的な安心は提供できない」と考え、私たちは樹脂製の下地材に全面的にシフトチェンジしたのです。
また、貫板の端には雨水浸入防止策としてスポンジシーラーを取り付けます。これはメーカーの基準施工であり、見えない部分の防水対策も徹底しています。
下地が完成したら、いよいよ「スーパーガルテクト」を葺いていきます。
屋根材はメーカー指定のルーフ用ビスを使用し、等間隔でしっかりと固定。これにより、見た目の美しさと共に、耐風対策も万全となり、強固な屋根になります。
金属製のため擦り傷に弱いため、細心の注意を払って工事を行います。また、屋根材を切断した際に出る鉄粉は錆の原因となるため、清掃しながら作業を進めることも徹底しています。
屋根材を切るスタッフと固定するスタッフが効率よく連携し、屋根の形状や面積にもよりますが、屋根工事の実働は3日~5日が平均です。足場の設置と解体を含めても、約1週間でカバー工法は完成します!
屋根の最も高い部分や、壁と屋根が接する境目には、雨水を防ぐための棟板金(むねばんきん)や雨押え板金(あまおさえばんきん)が取り付けられます。これらの板金の土台となるのが貫板(ぬきいた)です。
私たちは、この貫板に腐食しない樹脂製のものを採用しています。これまでの経験から、木製の貫板が腐って雨漏りの原因になるケースを多く見てきました。そのため、お客様に長く安心していただくために、湿気に強く、劣化しにくい樹脂製に切り替えています。
さらに、板金の下に雨水が吹き込むのを防ぐために、貫板の端にはスポンジ状のシーラーを設置します。これは、強風時の雨でも隙間から水が入らないようにするための重要な工程です。見えない部分ですが、こうした細部まで徹底的に対策することで、屋根の防水性能を最大限に高め、お客様の大切な家を雨からしっかりと守ります。
棟板金と下屋根の雨押え水切り板金で屋根を完璧に仕上げていきます。
また、棟板金の継ぎ目には、雨水が吹き込むのを防ぎ、接着効果も兼ねるシーリング材を丁寧に充填します。
棟板金の取り付けも、品質と美しさにこだわります。特に、降り棟の先端には剣先(けんさき)という役物(やくもの)を慎重に設置。これは、わずかにでも曲がると全体が歪んで見えてしまうため、熟練の技が光る部分です。
さらに、今回の牛久市の住宅のように下屋根がある場合は、壁と屋根の接合部に雨押え水切り板金(あまおさえみずきりばんきん)も取り付けます。これにより、壁を伝う雨水が屋根の隙間から浸入するのを防ぎます。
今回の牛久市で行われた屋根リフォーム(スーパーガルテクトによるカバー工法)は、無事に4日間で完成いたしました!
耐震性にも配慮した屋根リフォームをお考えだったお客様には、完成後「すごくきれいになった、ありがとうございます。」と大変ご満足いただけたご様子で、私たちも大変嬉しく思います。
軽量で強固、そして「長期メンテナンスもいらない」スーパーガルテクトは、まさに最強の屋根材です。機能性(断熱性・遮熱性)に優れた屋根に生まれ変わり、きっと快適な毎日をお過ごしいただけることでしょう。
後日、今回の施工風景や工程の写真を載せた工事完了報告書と保証書をご提出させていただきます。この度は、誠にありがとうございました。
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牛久市で築20年以上のスレート屋根は、劣化が進んでいる可能性があります。街の屋根やさんつくば稲敷店が手掛ける屋根カバー工法は、既存屋根を撤去せずに上から新しい屋根材を重ねるため、費用と工期を抑えつつ屋根の性能を大幅に向上させます。
使用する高性能金属屋根材「スーパーガルテクト」は、優れた断熱性・遮熱性で快適な室内環境を実現し、約3倍の耐食性で長期の安心をお届けします。
施工においては、雨漏りの要となる高性能防水シートを、屋根の入り組んだ箇所や「棟違い」といった浸水しやすい部分も抜かりなく施工。下地には腐食しない樹脂製貫板を採用し、棟板金や雨押え板金の下にはスポンジシーラーで徹底した雨水浸入対策を講じます。
「うちの屋根、大丈夫かな?」と感じたら、無料の現地調査とお見積もりをご利用ください。街の屋根やさんつくば稲敷店は、完全自社施工で、お客様の大切な住まいを雨から守る最適な屋根リフォームをご提案いたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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