
2025.02.18
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、阿見町の住宅において実施している屋根葺き替え工事の棟板金設置の様子をご紹介いたしました。 今回は、下屋根と外壁との取り合い部への雨押え板金設置と板金役物まわりへのコーキング処理について、その施工の様子をご紹介…

皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、阿見町の住宅において実施している熱シャット工法による屋根葺き替え工事の既存野地板への通気垂木取り付け工程の様子をご紹介いたしました。
今回は、取り付けた通気垂木に対し、構造用合板を設置して2重野地板構造を構築していく工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回ブログ
・阿見町の住宅で屋根リフォーム、金属屋根を用いた熱シャット工法にて葺き替えを実施
・阿見町の住宅屋根葺き替え工事で用いる熱シャット工法とは?特徴や施工手順を徹底解説
・阿見町の経年劣化で激しく傷んだスレート屋根の葺き替え工事、既存屋根の解体から
・阿見町の熱シャット工法による屋根葺き替え工事、野地板への遮熱シート敷設工程
・阿見町の住宅屋根工事で既存野地板の上に通気層を設けるための垂木取り付け工程
この後は、取り付けた垂木に対して構造用合板を設置し、通気層を確保した2重野地板構造を構築していきます。
構造用合板は、屋根に合わせてカットしながら、野地板に取り付けた垂木に向けて屋根釘で固定していきます。
大屋根と下屋根の全面に構造用合板を設置したら2重野地板構造の完成です。
2重野地板構造の軒先部分です。
熱シャット工法は、この軒先から新鮮な空気を取り込み、通気層を流れて棟部から排出する仕組みになっています。
なお、軒先部分は、後に換気役物を設置します。
屋根の頂上部には換気棟を設置するので、必要なサイズで防水シートをカットし、穴をあけておきます。
なぜなら、屋根に換気棟を設置しても、防水シートをそのまま挟んだ状態では、屋根裏との通気性は得られないためです。
穴をあけて空気の通り道を確保することで、屋根裏の熱気や湿気を排出することが可能となります。
ちなみに、野地板の通気確保については、葺き替え工事の前にも換気棟は設置されており、もともと換気のための開口が設けられていたので、あらためて穴をあける必要はありません。
通気野地板の設置が完了し、2重野地板構造を構築した後は、通気層の軒先部分への換気役物取り付けや野地板への防水シート敷設などを行い、金属屋根にて仕上げていきます。
次回のブログでは、通気層の軒先部分への換気役物の取り付けについて、その様子をご紹介していきたいと思います。
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