2024.08.23
前回のブログでは、土浦市の平屋住宅にて、必要以上にラバーロックが施されていた棟瓦の状況をお伝えいたしました。 今回は、合板の軒天に色あせやカビなどの劣化症状を確認した現場調査の内容をご紹介したいと思います。▼前回までのブログ・土浦市の中古物件の平屋住宅で漆喰の黒ずみやひび割れ、瓦…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、つくば市の住宅にて基礎クラックを補修した後に実施する塗装工事の養生作業の様子をお伝えいたしました。
今回は、基礎巾木塗装工事の具体的な進め方について、使用する塗料やその他道具なども併せてご紹介していきたいと思います。
▼前回までのブログ
・つくば市で基礎にクラックが発生した住宅の現場調査、補修と全面塗り替えが決定
・つくば市で住宅基礎のクラック補修、有害なクラックとUカットシール工法について解説
・つくば市で床下基礎のクラック補修、エポキシ樹脂のUカットONEを充填補修
・つくば市で住宅の基礎に複数発生していたクラックのUカットシール工法による補修
・つくば市の住宅でクラック補修後の基礎巾木塗装、塗装工程の前に行った養生作業
今回行っている基礎巾木のクラック補修および塗装工事は、Uカットシール工法による補修までが完了しています。
補修材がしっかりと硬化したら、基礎巾木の全面に対し、塗装を行っていきます。
今回、基礎巾木塗装工事で使用するのは、菊水化学工業から販売されている着色タイプのポリマーセメント系微弾性塗材「基礎ガード」です。
「基礎ガード」は、柔軟性を持つ塗膜を形成してひび割れに追従するほか、中性化を抑えてコンクリートの強度低下を防ぐなど、基礎巾木を長期的に保護する機能が期待できる塗料です。
また、着色タイプのポリマーセメント系塗材であることから、上塗りが不要となり、「基礎ガード」だけで基礎塗装が完結する点も特徴となっています。
「基礎ガード」を使った基礎巾木塗装の大きな流れは以下の通りです。
・下地処理
・ウールローラーで下塗り
・多孔質ローラーで主材塗り
・完成
なお、前回までに下地処理が完了しています。
ちなみに、ウールローラーとは、ウール状の繊維毛が取り付けられた、最も一般的に使われるタイプの塗装ローラーです。
ウールローラーを用いると、塗料を均一に吸収して滑らかな塗装が行えるので、ムラの少ない塗膜をつくれます。
一方、多孔質ローラーとは、表面に無数の穴があいた形状をしている塗装ローラーで、砂骨ローラーやマスチックローラーと呼ばれることもあります。
多孔質ローラーを用いると、簡単に塗装面に凹凸模様を付けられ、また厚い塗膜をつくれるのでひび割れ対策にも効果的です。
なお、次回のブログでは、「基礎ガード」を用いた下塗りについて、実際の施工の様子をご紹介したいと思います。
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