2024.11.03
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、牛久市の事務所建物で実施した窓上の庇や波板などの鉄部への塗装工事3回塗り工程のうち、中塗りと上塗りの様子をお伝えいたしました。 今回は、ベランダ部の手すりやパラペット笠木の塗装と足元の土台モルタル補修について…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、つくば市の住宅で実施した床下の基礎クラック補修の様子をお伝えいたしました。
今回は、基礎外周面に対してUカットシール工法で行ったクラック補修について、その施工の様子をご紹介していきたいと思います。
▼前回までのブログ
・つくば市で基礎にクラックが発生した住宅の現場調査、補修と全面塗り替えが決定
・つくば市で住宅基礎のクラック補修、有害なクラックとUカットシール工法について解説
・つくば市で床下基礎のクラック補修、エポキシ樹脂のUカットONEを充填補修
現場調査の際、住宅の基礎には複数のクラックが発生していることを確認しています。
また、基礎のクラックは、幅が0.3mm以上、深さが4mm以上の大きな規模になると、構造に影響を与える恐れがあるものとして、適切な方法で補修を行わなくてはなりません。
そのため、基礎に生じている危険性の高いクラックについては、Uカットシール工法にて補修を行っていきます。
Uカットシール工法は、大きく以下の流れで進めていきます。
①U字型にカットして溝をつくる
それでは、Uカットシール工法による基礎クラック補修を行っていきましょう。
クラックに印をつけ、電動工具を使ってその印に沿ってU字型に溝をつくります。
U字型に溝をつくることで、そのままの状態で補修するよりもクラック内部に隙間なく補修材を詰めることができます。
U字型に溝をつくったら、その内部を清掃し、プライマーを塗布します。
プライマーは、接着剤として機能するので、下地と補修材とをしっかりと接着します。
プライマーが乾いたことを確認したら、1液可とう性エポキシ樹脂「UカットONE」を充填し、表面を整えます。
「UカットONE」は、床下の基礎補修にも使用したもので、優れた接着性や伸縮性を発揮するなどの特徴を持つUカットシール工法に適した補修材です。
エポキシ樹脂が硬化したら、さらにモルタル補修材を塗り、ヘラを使って表面を平滑に均します。
エポキシ樹脂とモルタルでしっかり蓋をして一体化し、基礎構造が雨水から受ける影響を排除することができました。
また、この後に基礎塗装を行うと、補修箇所はまったくわからなくなります。
なお、補修後に行う基礎塗装の様子は、次回からのブログにて詳しくご紹介したいと思います。
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