2025.01.01
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、土浦市の平屋住宅において、屋根に設置されているドーマーの周辺に雨漏りリスクのある劣化を確認した現場調査の内容をお伝えいたしました。 今回は、雨樋、破風板などの劣化状況を確認した現場調査の様子をご紹介したいと思…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
今回は、土浦市の住宅のスレート屋根に著しい劣化症状を確認した現場調査について、その内容をご紹介したいと思います。
今回、現場調査を行うのは、現在、空き家となっている築30年程度のグルニエが付いた平屋の住宅です。
ちなみに、グルニエとは、屋根裏という意味のフランス語で、おもに屋根裏部屋のことを指していいます。
子供部屋や収納部屋、あるいは趣味のための部屋など、多用途に使える空間として人気も高まっています。
お施主様宅では、今回のメンテナンスを検討するにあたり、2社ほど、見積りを受けられていたようですが、いずれも工務店で、実際の工事はその下請けが行うため、想定していた金額よりも高額だったとのことです。
そこで、自社施工を行っている弊社に問い合わせをいただき、現場調査を行うこととなりました。
工務店や営業会社のような、自社に職人を抱えるのではなく、下請けに流して受注するといった形態は、中間マージンやその他経費がかかってしまうので、高額になりやすい傾向にあります。
その点、弊社のような自社で職人を抱え、直接施工が行える専門業者は、余計なコストがかからない分、安く行え、また安定した品質を提供できるので、安心です。
住宅の屋根は、5寸勾配のスレート屋根です。
ちなみに、6寸を超えると急勾配屋根と呼ばれ、作業するには一定のリスクがともなうので、屋根足場の設置したうえで工事を行うことが一般的です。
スレート屋根は、全体に激しい色あせが進んでおり、ところどころで塗膜が剥がれるなど、防水機能を損ねている状況にあります。
スレート屋根は、表面塗装によって防水性を確保していることから、著しく劣化して防水性を損ねると、本体そのものが雨水を吸い込むようになります。
スレート本体が雨水を吸い込むようになると、吸水と乾燥を繰り返しながら、反りや浮き、ひび割れを引き起こすばかりか、下地にまで影響が及ぶと雨漏りなどの重大な症状にもつながるので、注意が必要です。
また、スレート屋根には、多くの苔が発生している様子も確認できます。
苔は、空気中に舞っている胞子が住宅の屋根や外壁などに付着し、そこが生育に適した環境にあると、繁殖するようになります。
とくに、塗膜が劣化して水分を含んだ状態のスレート屋根は、苔の生育に適した環境になりやすく、また、苔が生えたまま放置すると、さらに劣化を促すようになるので、できるだけ早く必要なメンテナンスを行うことが重要です。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさんつくば稲敷店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.