
2025.08.17
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、土浦市の住宅にて実施しているガイドライン工法による棟瓦取り直し工事の補強金物「強力棟」の取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、棟瓦の下地となる樹脂製垂木の取り付けについて、その施工の様子をご紹介したい…

皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、土浦市の住宅にて実施しているガイドライン工法による棟瓦取り直し工事の樹脂製垂木取り付けの様子をお伝えいたしました。
今回は、取り付けが完了した樹脂製垂木の周囲に漆喰材を塗り固めて強い土台を構築していく工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
今回、S型瓦屋根の住宅において、棟瓦のズレや漆喰のひび割れといった経年による劣化が生じていたことから、これを解消するため、棟瓦取り直し工事を行っています。
また、今回の棟瓦取り直し工事は、ガイドライン工法にて行い、屋根の耐震性を高めることも大きな目的となっています。
ガイドライン工法とは、屋根の耐震性や耐風性を高めるために制定された「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」に基づく施工方法のことです。
そして、今回行っている棟瓦取り直し工事は、これまでに、既存の冠瓦を取り外し、土台部を撤去した後、補強金物である強力棟や樹脂製垂木などの取り付けが完了しています。
強力棟は、野地板にしっかりと留め付けてあり、そこへ濡れても腐りにくい樹脂製の垂木を取り付け、さらに棟瓦か被せて固定することで、屋根と棟とが一体化した構造が出来上がります。
屋根の棟部は、地震や台風の影響を受けやすく、構造が脆弱だと歪みや崩れが生じてしまうことも少なくありません。
よって、屋根の弱点にもなりやすい棟部を強化することにより、屋根全体、ひいては建物を長持ちさせることにつながるのです。
この後は、取り付けた垂木の周囲に漆喰材を塗り固め、強い土台を構築していく工程となります。
水を混ぜて練った漆喰材を垂木の周囲に塗り固め、成形していきます。
棟の漆喰は、瓦の固定や雨水の侵入防止といった重要な役割があり、これを十分に機能させるためにも、しっかりと詰め込んでおくことが重要になります。
漆喰の塗り固めが完了し、棟の強い土台部を構築できました。
この後は、いったん取り外して保管していた冠瓦をあらためて付け直す工程となります。
なお、次回のブログでは、冠瓦の復旧工程について、その様子をご紹介したいと思います。
街の屋根やさんつくば稲敷店では、お客様の大切な住まいを守るため、屋根工事・塗装工事・雨どい工事・太陽光メンテナンスまで、幅広いサービスを完全自社施工でご提供しています。
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