
2025.01.01
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、土浦市の平屋住宅において、屋根に設置されているドーマーの周辺に雨漏りリスクのある劣化を確認した現場調査の内容をお伝えいたしました。 今回は、雨樋、破風板などの劣化状況を確認した現場調査の様子をご紹介したいと思…

皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、土浦市の平屋住宅において、スレート屋根にさまざまな劣化症状を確認した現場調査の内容をお伝えいたしました。
今回は、前回の続きとなる、棟板金や雨押え板金などの板金部材に対して行った調査について、その内容をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・土浦市でグルニエのある住宅の現場調査、スレート屋根に塗膜剥がれや苔などの著しい劣化
前回、平屋住宅にて行った現場調査では、スレート屋根に塗膜の剥がれや苔の発生など、著しい経年劣化を確認しています。
また、その他にも、棟板金や雨押え板金などの板金部材についても多くの劣化によるダメージを確認しているので、それらについてご紹介していきましょう。
屋根の頂上にあたる大棟に設置されている棟板金は、色あせや塗膜の剥がれが見られるほか、本体が浮いてしまっている状況にありました。
一般的に、棟板金は、スレート屋根に取り付けた貫板と呼ばれる下地材に対して釘で固定されています。
しかし、経年にともなって外的要因の影響を受け続けると、釘の緩みや下地材の劣化が生じ、やがて棟板金そのものが浮いてしまうようになります。
棟板金そのものが浮いてしまうと、雨水が吹き込むようになるばかりか、強風で飛ばされるといったトラブルにつながることも少なくありません。
このようなトラブルは、雨漏りを引き起こして建物に深刻なダメージを及ぼす恐れがあるので、そうなる前に適切なメンテナンスを行い、正常な状態を回復することが重要です。
隅棟部の先端に取り付けられている剣先と呼ばれる役物にも、色あせや塗膜剥がれが見られます。
屋根と外壁との取り合い部に設置されている雨押え板金は、ジョイント部の浮きやコーキング切れが見られるなど、棟部と同様に劣化が進行している状況にありました。
屋根と外壁との取り合い部は、大量の雨水が外壁を伝って流れてくるので、何らかの問題が生じると雨漏りに直結しやすい場所でもあります。
そのため、定期的に点検を行い、状況に応じてメンテナンスを行うことで、機能維持を図っていくことが重要です。
今回の現場調査では、棟板金や雨押え板金などの板金部材に、色あせや塗膜剥がれ、本体の浮きといった、著しい劣化が確認できました。
なお、現場調査の後には、調査結果およびメンテナンスのお見積りを提出しており、改めてお打ち合わせを行う予定となっています。
次回のブログでは、屋根に設置されているドーマーの周辺の劣化状況を確認した現場調査について、ご紹介したいと思います。
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