2025.01.07
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。前回のブログで、かすみがうら市の出窓から雨漏りしている住宅で行なっている「谷部の修復工事」について、現場の状況をお伝えしております。本日は工事の続き、右側谷部の修復と、谷板金干渉部の施工の様子をご紹介していきましょう(^^)/ …
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、かすみがうら市の平屋住宅で雨漏り修理のために実施する屋根葺き直し工事の施工前状況と敷地養生の様子をお伝えいたしました。
今回は、屋根葺き直し工事で干渉するうえ、ラバーロック工法が必要以上に施されていた化粧棟を撤去する様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・かすみがうら市の平屋住宅で天井に雨染み、雨漏り修理のための葺き直し施工前状況と敷地養生
化粧棟とは、格式や外観を高めることを目的とし、瓦屋根の平部に設置する棟のことをいいます。
そのため、大棟や隅棟のように屋根を保護する機能は備わっておらず、屋根の構造上、無くなっても大きな問題はありません。
そして、化粧棟の横に設置されている丸瓦の部分を風切丸といいます。
風切丸は、おもに風の影響を受けやすい袖瓦が飛ばされないよう風を切って分散させることを目的として設置します。
また、化粧棟は、現場調査の際、ラバーロック工法による補修が必要以上に施されている状況にありました。
ラバーロックは、瓦のズレを防止するためにコーキング材などで固定する補修方法ですが、雨水が入り込んだときの排水を考慮せずに行うと、逃げ道を失った雨水の影響で雨漏りを引き起こすことがあります。
今回のケースも、十分な排水ができる隙間は確保されていませんでした。
化粧棟を取り除いている状況です。
冠瓦やのし瓦のほか、土台となっている葺き土、漆喰など、すべてを取り除いていきます。
なお、化粧棟は、装飾としての役割であり、屋根構造にとっては無くても影響はないので、撤去後の復旧は行いません。
また、屋根を軽量化すると、重心が低くなり、揺れを軽減するので、それだけで建物の耐震性には有利となります。
化粧棟の撤去が完了しました。
撤去した棟瓦や葺き土、漆喰などは、産業廃棄物として処分することになります。
なお、次回のブログでは、葺き直しを行う部分の瓦の取り外しについて、その様子をご紹介したいと思います。
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