2025.01.19
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、鹿嶋市の住宅にて実施した玄関屋根の軒下部分への軒天材張りとコーキング処理の様子をお伝えいたしました。 今回は、劣化と台風被害により著しく傷んでいた住宅の玄関屋根に行ってきた葺き替えおよび軒天張り工事の完成後の…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
前回のブログでは、鹿嶋市の住宅にて玄関屋根部分に多くの著しいダメージを確認した現場調査の様子をお伝えいたしました。
今回は、現場調査の結果に基づいて行う葺き替え工事の最初の工程となる既存玄関屋根部分の解体について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・鹿嶋市で玄関屋根に著しいダメージを確認した現場調査、葺き替え工事が決定
前回、行った現場調査では、住宅の玄関屋根に経年劣化が進行していることに加え、台風でその一部が飛ばされてしまい、激しいダメージを負っている状況を確認しています。
玄関屋根の板金にサビや釘の浮きが見られるほか、下地が露出している部分は雨水の影響で腐れが生じて耐久性がかなり衰えている様子が確認できます。
このまま放置すると、いずれ崩壊してしまう恐れもあることから、下地を補修したうえでガルバリウム鋼板屋根による葺き替え工事を行っていくことが決定しています。
まずは、既存玄関屋根部分の解体からです。
バールなどの工具を使って、残っている板金屋根をすべて取り外していきます。
玄関屋根の木下地は、防水紙が残っていた部分と露出してしまっていた部分とでは、傷み具合の差は歴然です。
露出していた部分は、雨の影響で腐れが生じ、白っぽく変色するなど、著しく傷んでいる様子が確認できます。
一般的に木の腐れとは、木材腐朽菌の影響を受けて成分の分解が起こった状態のことをいいます。
木材腐朽菌の発生は、木材の主要成分であるセルロースなどを分解し、著しく耐久性を低下させるので、木材にとっては最も注意しておかなくてはならない現象です。
ちなみに、カビは、同じ菌類ではあるものの、木材の主要成分を分解することはないため、耐久性に大きな影響は与えません。
屋根下地の垂木などを残し、解体工程が完了しました。
この後は、垂木の補強を行った後に合板と防水紙を用いて新たな下地を設け、その上にガルバリウム鋼板屋根を葺いて仕上げていくといった流れで進めていきます。
なお、次回のブログでは、とくにダメージが大きかった垂木の補強について、その様子をご紹介したいと思います。
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