2024.10.20
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、稲敷郡阿見町で実施している屋根葺き替え工事の板金役物周辺へのシーリング充填施工の様子をお伝えいたしました。 今回は、これまで行ってきたコロニアル屋根を用いた葺き替え工事のビフォーアフターについて、ご紹介してい…
瓦剥がしは、まず屋根の頂上にある棟瓦から行います。
ちなみに、過去には、棟部をより高く積み上げることで風格が増すといわれていましたが、近年においてそのような風習は無くなりつつあるようです。
棟瓦の撤去を終えたら、瓦本体を剥がしていきます。
瓦材は非常に重く、1枚あたりの重量はおよそ3㎏もあります。
住宅の屋根が重い場合、地震発生時には振り子の原理で揺れが増幅してしまいますが、屋根を軽量化すると建物への負荷を軽減できることから、それだけで耐震性には有利です。
今回、仕上げ材として使う金属屋根は、瓦屋根の1/10程度と非常に軽いので、葺き替え後には屋根の大幅な軽量化を実現し、建物の耐震性アップが期待できます。
剥がした瓦を下へと安全に降ろします。
下まで降ろした瓦を手押し車に移し替え、離れた位置に待機している運搬車両まで運んで積み込んでいきます。
ちなみに、手押し車は、「一輪車」や「ネコ車」とも呼ばれており、工事現場では欠かせないアイテムのひとつです。
なお、これら瓦材は、撤去後、産業廃棄物として適切に処分します。
屋根葺き替え工事において、最初に行う瓦剥がしの工程は、かなりの労力が必要となりますが、周囲の安全に十分配慮しながら無事に完了しました。
この後は、さらに瓦桟の撤去、清掃を行い、防水シートを張って、金属屋根の下地をつくっていきます。
これら工事の様子は、次回のブログにてご紹介いたしますので、引き続きご覧ください。
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