稲敷市にお住まいのお客様より、「屋根の瓦がズレているように見える」「コケが発生していて心配」という切実なご相談をいただきました。

今回不具合が見つかったのは、普段なかなか目が届きにくい「一階部分の屋根（下屋根）」です。お客様は、ふとした瞬間に目に入った屋根の異変に、強い不安を感じておられたとのこと。私たち街の屋根やさんつくば稲敷店がすぐに現地へ駆けつけ、無料点検を実施いたしました。

現地調査の様子

屋根全体の配置とズレの広がり

屋根全体を俯瞰（ふかん）して調査したところ、棟部分に沿って瓦のズレが連続して発生していることが判明いたしました。 一見すると小さなズレに見えますが、棟沿いの歪みを放置すると、雨水の浸入路となり雨漏りを引き起こすリスクが高まります。

今回の工事では、単に瓦を戻すだけでなく、「周囲とのバランスを整える微調整」を重視しました。部分的な補修であっても、全体の整合性を取ることで屋根全体の耐久性は大きく向上します。 「街の屋根やさんつくば稲敷店」では、将来的なリスクまでを見越して、現場ごとに最適な作業量を丁寧に判断し、無駄のない、かつ強固な施工をお約束いたします。

ズレた瓦と露出した土台の確認

点検時の写真では、棟瓦（むねがわら）の下で瓦が大きく動き、本来隠れているはずの「赤土」が露出している状態でした。赤土が見えているということは、瓦の固定力が弱まり、いつ雨水が浸入してもおかしくない危険なサインです。

さらに、瓦の隙間にはびっしりとコケが入り込んでおり、屋根内部に湿気が滞留していた形跡もうかがえます。コケによる湿気は瓦の腐食を早めるだけでなく、屋根材の下地を傷める大きな原因となります。

このままでは雨漏りに直結するため、当店の職人が現場の状況を慎重に読み取り、どの範囲まで補修すべきかを徹底的に検討いたしました。街の屋根やさんつくば稲敷店では、目に見える不具合だけでなく、その奥に潜む「雨漏りの火種」を確実に取り除く施工を大切にしています。

勾配測定による安全性と施工方法の確認

屋根修理において、職人の経験と同じくらい大切なのが正確な「数値」です。 今回の稲敷市の現場では、専用の「勾配計（こうばいけい）」を使用し、屋根の傾斜を緻密に測定いたしました。因みに今回の屋根勾配は4寸勾配(約21.8度)です。

なぜ勾配を測る必要があるのでしょうか？それは、屋根の角度によって雨水の流れ方や、適切な材料の配置が異なるからです。また、正確な勾配を把握することで、作業スタッフの安全確保を徹底し、ミスのない確実な施工計画を立てることが可能になります。

「街の屋根やさんつくば稲敷店」が大切にしているのは、こうした小さな工程一つひとつを疎かにしない姿勢です。丁寧なデータ収集に基づき、そのお住まいに最適な工事プランを導き出す。このプロセスこそが、お客様に長期的な「安心」をお届けできる理由だと自負しております。

ズレの範囲と棟瓦の状態の確認

一見すると大きな破損がないように見える棟瓦（むねがわら）ですが、詳しく確認すると、わずかな「浮き」や「緩み」が生じていました。 こうした小さな変化は、目視だけでは判断が難しいケースも少なくありません。そのため、当店の職人は一枚一枚、実際に手で触れながら瓦の固定状態をチェックしていきます。

瓦の浮きは、内部の土台（葺き土など）が劣化しているサインであることが多いのです。 この小さな兆候を見逃してしまうと、数年後の大きな被害に繋がってしまいます。「街の屋根やさんつくば稲敷店」では、表面的な美しさだけでなく、屋根の「中身」までを徹底的に診断。小さな違和感も見逃さない精密な調査が、お客様の住まいを長く守るための、確実な補修プランへと繋がります。

劣化した漆喰の露出

点検の最後に確認されたのは、棟瓦の下にある漆喰（しっくい）の著しい劣化でした。 漆喰は瓦を固定し、内部への雨水侵入を防ぐ重要な役割を担っています。写真の通り、漆喰が剥がれ落ちて固定力が弱まった状態では、強風や地震によって瓦のズレが一気に広がるリスクが非常に高まっています。

「漆喰が崩れ始めている」ということは、屋根からの最終警告でもあります。 当店の職人も、この漆喰の状態こそが今回の修理における最重要ポイントであると判断いたしました。このまま放置すれば、瓦の下の土台まで雨水が浸透し、大規模な改修が必要になってしまいます。

街の屋根やさんつくば稲敷店では、こうした劣化のサインを的確に捉え、後の工程で漆喰の詰め直し等の最適な処置を行うことで、建物の寿命を延ばす確実な施工をお約束します。

工事の様子

棟瓦の下に隠れた劣化をリセット！稲敷市で進める「土台からの」屋根補修工事

いよいよ補修工事が始まりました。棟瓦（むねがわら）を取り外すと、そこには長年の風雨に耐えてきた古い土台が露出します。 写真でも確認できる通り、土台は経年劣化により大きく乾燥し、あちこちにひび割れが生じていました。これでは瓦をしっかりと固定する力が残っておらず、瓦のズレが再発しやすい不安定な状態です。

■ 職人のこだわり：徹底した「下地づくり」と「清掃」 まずは、この古くなって脆くなった部材を丁寧に取り除いていきます。 この際、職人が特に注意を払っているのが「周囲への配慮」です。劣化した土や破片が屋根の下や雨樋（あまどい）に落ちて詰まりの原因にならないよう、慎重かつ手際よく作業を進めていきます。

こうした「見えなくなる部分」をいかに清潔に、そして強固に作り直すかが、修理後の耐久性を大きく左右します。街の屋根やさんつくば稲敷店は、目先の直しだけでなく、数年先まで見据えた下地処理を徹底しています。

仕上がりは「掃除」で決まる！稲敷市で徹底する、屋根補修前の徹底清掃

瓦を取り外した後の下地には、長年の歳月で溜まった古い土や瓦の破片、コケなどの堆積物が広がっています。写真にある通り、私たちは新しい部材を設置する前に、これらを徹底的に清掃し、下地を真っさらな状態へと整えます。

実は、この「清掃」こそが工事の寿命を左右する極めて重要な工程です。 古い土やゴミが残ったまま新しい漆喰や接着材を使用しても、密着性が弱まり、数年で剥がれや再度のズレを引き起こす原因になるからです。

「街の屋根やさんつくば稲敷店」の職人は、どれほど時間がかかっても、こうした基礎作業に一切の手抜きをいたしません。 「見えなくなる場所だからこそ、どこよりも綺麗に。」 この細部まで整える姿勢が、稲敷市のお客様に選ばれ続けている当店の品質の証です。

瓦の固定力を最大化！稲敷市で実施する、雨漏りを防ぐ「高耐久接着工法」

瓦のズレを根本から解決するために欠かせないのが、下地の固定強化です。 写真の工程では、瓦専用の強力な接着材を使用し、瓦と下地を一体化させる作業を行っています。これは、単に瓦を並べるだけでなく、台風や地震などの強い衝撃でも瓦が動かないようにするための重要なステップです。

■ 職人のこだわり：ミリ単位のバランス調整 ただ接着材を塗るだけではありません。雨水の通り道を塞がないよう、充填する位置や量を適切に見極める必要があります。職人は、瓦一枚一枚の「座り」を確認しながら、細かな調整を何度も繰り返していきます。

この「雨水の侵入防止」と「強力な固定」を両立させる技術こそが、屋根工事のプロならではの職人技です。稲敷市の厳しい気候から住まいを長期間守り抜くため、街の屋根やさんつくば稲敷店は、見えない一工程にまで魂を込めています。

漆喰（しっくい）の塗り直しで屋根が蘇る！稲敷市で守る住まいの防水性と耐久性

補修工程はいよいよ仕上げの段階へ。写真で確認できるのは、棟部分に真っ白な新しい漆喰を丁寧に塗り込んでいる様子です。

古い漆喰をすべて撤去した後に、隙間なく新しい漆喰を詰め直すことで、屋根の防水性は格段に向上します。さらに、瓦同士の結束力（固定力）が強まり、地震や強風によるズレを未然に防ぐ「強い屋根」へと生まれ変わります。

■ 職人のこだわり：美しく機能的な「面戸（めんど）仕上げ」 漆喰はただ塗れば良いというわけではありません。雨水がスムーズに流れるよう、最適な厚みと形状に整える必要があります。職人がコテを使い、滑らかな曲線を作り上げていく様子は、まさに熟練の技。

この丁寧な仕上げが、瓦全体の安定性を高め、お住まいの外観にシャープな美しさをもたらします。街の屋根やさんつくば稲敷店は、稲敷市の皆さまの大切な資産を、技術と真心で守り抜きます。

稲敷市にて瓦のズレ・コケ補修が完了！職人の手による精密な「並び」の再生

稲敷市のお客様宅での補修工事が、無事に完了いたしました！ 最後の工事写真に写っているのは、美しく整然と並んだ棟瓦の姿です。

瓦の一枚一枚が正しい角度で揃い、新しく塗り直した漆喰（しっくい）も隙間なく美しく収まりました。見た目の美しさはもちろん、瓦の浮きや緩みを徹底的に取り除いたことで、屋根本来の安定性がしっかりと回復しています。

■ 妥協のない「最終確認」と「雨水チェック」 施工後は、職人による入念な最終チェックを実施いたしました。瓦にガタつきがないか、雨水が滞りなくスムーズに流れる角度になっているか、一箇所ずつ厳しく確認を行っています。

「街の屋根やさんつくば稲敷店」が大切にしているのは、こうした当たり前の工程をどこよりも丁寧に行うことです。不安を抱えていたお客様からも、スッキリと整った屋根をご覧になり「これで安心です」とのお言葉をいただくことができました。

稲敷市で瓦の不安を解消！「早めの点検」が大切なお住まいを雨漏りから守ります

今回の稲敷市での瓦補修工事では、ズレの根本原因であった「漆喰（しっくい）の劣化」を徹底的に改善いたしました。これにより棟瓦の安定性が劇的に向上し、台風や長雨にも強い屋根へと蘇っています。

施工後、お客様からは「「これで安心して雨の日を迎えられます」という、何より嬉しいお言葉をいただきました。

瓦屋根は丈夫な反面、一階の屋根（下屋根）や棟部分など、普段目につきにくい場所に不具合が潜んでいるケースが多々あります。漆喰の剥がれやわずかなズレを早期に発見し、適切な「手当て」をすることが、将来的な大規模修理や雨漏りを防ぐ一番の鍵となります。

「最近、屋根のコケが目立ってきた」「瓦が少しズレている気がする」「漆喰が剥がれて白い塊が庭に落ちていませんか？」 そんな些細な違和感でも構いません。稲敷市の屋根の主治医として、街の屋根やさんつくば稲敷店が親身に対応いたします。まずまずは無料の屋根診断から承ります！

瓦のズレとコケ対策は街の屋根やさんつくば稲敷店にお任せください！

街の屋根やさんつくば稲敷店では、お客様の大切な住まいを守るため、屋根工事・塗装工事・雨どい工事・太陽光メンテナンスまで、幅広いサービスを完全自社施工でご提供しています。

お客様一人ひとりのニーズに真摯に耳を傾け、最適なご提案をさせていただきます。

「うちの屋根も修理が必要かも」「費用はどれくらいかかる？」といった疑問をお持ちでしたら、まずは地域密着の街の屋根やさんつくば稲敷店による無料診断をご利用ください。

【社内保有資格多数】
一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・小型移動式クレーン・玉掛け・石綿作業主任者など…

【地域密着・実績3,000件以上】
 街の屋根やさんつくば稲敷店は、茨城県県南・県東地域に根差したサービスを提供し、3,000件以上の豊富な施工実績を持つ屋根・外装工事のプロフェッショナルです。

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