アパート金属サイディング外壁塗装の下塗り工程

今回、アパート建物の屋根および外壁に多くの激しい経年劣化症状が確認できる状況にあったことから、塗装工事を行っています。

なお、アパート建物塗装工事は、屋根に対する塗装工程を終えた後、外壁塗装時の汚れを防止するための養生を施したところまでが完了しています。

養生が完了したら、塗装工程に進んでいきます。

ちなみに塗装工程は、アパートの外壁仕上げが金属サイディングとなっているので、サビ止め塗料による下塗りと金属素材用上塗り塗料を用いた中塗りおよび上塗りの3回塗りにて行っていきます。

まずは、下塗りからです。

アパート建物折板屋根塗装工事で使用するサビ止め下塗り塗料「SKマイルドボーセイ」

下塗りには、折板屋根塗装と同様、エスケー化研の変性エポキシ樹脂サビ止め塗料「SKマイルドボーセイ」を使用します。

「SKマイルドボーセイ」は、非常に優れた防食性を発揮するほか、下地面と上塗り塗料との高密着を実現できることが特徴となっています。

早速、「SKマイルドボーセイ」を用いた下塗りを行っていきましょう。

金属サイディング塗装の下塗りは、ジョイント部や部材との取り合い部など、ローラーでは塗料が届きにくく、塗り残しが生じやすい箇所に対し、先行してハケ塗りを行います。

下塗りの塗り残しが生じると、下地との密着性が得られず、部分的な浮きや剥がれといった不具合につながるリスクが高まるので、奥までしっかりと塗り込んでおくことが重要になります。

さらにローラーを使って、外壁の全面に対して下塗りを行っていきます。

今回、「SKマイルドボーセイ」には、「アカサビ」という色を使用しているので、塗り残しがあった場合でもわかりやすくなっています。

金属サイディングに対する「SKマイルドボーセイ」を用いた下塗りが完了しました。

この後は、さらに中塗りと上塗りを重ね仕上げていきますが、その前にコーキングや軒天のひび割れに対する補修を行っておきます。

なお、次回のブログでは、これらひび割れ補修について、その様子をご紹介したいと思います。

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