午前９時雨樋撤去作業の始まりです。職人には下で、のこぎりで切り取った雨樋を受けてもらいます。昨夜からの雨で樋の中に雨水が一杯溜まって居り、軒樋を切る度に胸などに降り注いできます。未だ昨夜の雨の湿気が有りますから、下屋の軒樋から取り外しにかかります。 庭木が邪魔をして下屋の部分は作…

足場架設の始まりです。一番下側の架設作業が一番大切であると共に最も重要です。良く足場が倒れたというニュースを聞きますが、その原因の一つに一番下側の足場架設が挙げられます。一番下側は水平レベルを取りながらの架設作業と成る為、手間もかかるし神経も使います。その代わりこの一番下側が終わ…

この様に台風9号によって棟板金が吹き飛ばされています。この写真は、板金の下にある貫板を交換の為取り外したところです。下のルーフィング（防水シート）は無傷で、異常ありません。少し屋根自体が塗装の時期を迎えて居ますので、滑らないようにしっかりと工事と取り組む必要が有ります。屋根がこれ…

軒樋が下方に曲げられている状況写真です。唯、写真撮影が下手で皆様に鮮明な写真をお届けできず誠に申し訳ございません。間違いなく雪による被害状況写真で、軒樋の中央部分が下方に曲げられており、雪質が多湿で重たかったことを物語って居ります。当然受け金具も被害を受けているに違いは御座いませ…

この様に軒天が強風で剥ぎ取られて居ます。被害部分は、この白く見える所が剥ぎ取られた部分です。４ｍｍべニアの軒天では、良くある光景です。出来れば被害に遭っていない部分も含めて、全てを剥ぎ取りケイカル版を選択すれと、この様な被害には滅多にあわないのですが、今回の火災保険では補償が余り…

台風の吹き荒れた様子を見て取れます。７間（1軒は１，９２ｍ）のグシのうち３ヶ所でこの様な状況です。施主様が３，１１の地震の時セメントで補強をしていたようですが、今回の台風には効果がなかったようです。崩れていない部分の丸瓦（棟の１番上にある丸い瓦の事）でも、ずれた様子を見て取れます…

敷地内から撮影できませんでしたので、道路から木陰の隙間を狙って撮影した写真です。雪被害で軒樋が下方に下げられた状態が鮮明に分かります。隙間から見る紅葉と雪被害状況写真も中々いいもんですね。この被害場所から、雨水が滝のように落ちるんです。良く２年１０か月この騒音を我慢なさったとおも…

この写真は錆びついていた鉄板波板（ナマコ）を剥ぎ取り、下地を作りガルバリゥム波板を取り付けたところです。今回は錆びに強い事からガルバリゥム波板を、御提案させていただきました。これからは、今迄よりは数倍否３倍以上長持ちするものと思われます。 ガルバリゥム波板の奥には、何にもなく此の…

この写真が壁際の土居ノシ部分です。板金で土居ノシを覆っているんですが、風向きによってこの隙間から雨漏りを起こします。そこで、この部分を全て葺き直しました。板金を剥ぎ起こし土居ノシと漆喰を取り除いて、防水シートを一番奥にある幅木にタッカーで打ち付けてから元に戻します。 これは下り棟…

ガラリ（軒天内部の通気を良くするためにある）を取り除き有孔ケイカル版をコーナーに使用する方法をご理解いただき、ご了解をして頂きました。軒天を全部剥ぎ取り、溝にます（溝は破風にあり）合わせてカンナをかけます。（カンナかけで溝とピッタリ合い風に強く成ります） こちらも全部剥ぎ取り、垂…

この写真が前面のものです。見ての通り全ての雨樋が被害を受けております。この年の雪は湿って居た上に重たかったんですね、従って至る所で被害を増大させました。雨樋だけでなく、カーポートやテラス等の骨組みが曲がる程、被害が各地で勃発し、注文しても製品が届くまで半年もかかりまた。こんな雪被…

この写真は右の写真から棟瓦を取り去った状態です。棟瓦の下が土か？ナンバンか？を確かめる必要があると共に、葺き直す場合どの様な工法が一番ベターか判断する為です。 棟瓦が、台風で吹き上げられています。ここをもとの状態に戻して、工事に入るまでの間雨対策でブルーシートで覆います。 ケラバ…

前面の霧除けの下部分（ここが軒天です）が、強風で剥ぎ取られている状態が分かります。軒天が4ミリべニア板だと年月の経過と共に弱くなり風でこの様になります。強いのはケイカル版です、べニア板は板を何枚も重ねて作って居る為この様になります。 この写真は、べニア板を取り除いてケイカル版を取…

角樋なのに大きい被害状況です。自然災害の力って凄いんですね？人力では到底無理です。唯、申し上げることが出来ることは、受け金具が樋受け金具だと言うことです。受け金具は角樋の場合やめた方が宜しいかと思われます。受け金具より強いのは、吊り金具です。これならこれ程の被害は少なくなります。…

この大屋根が台風で被害を受けた棟です。板金包みは見事に吹き飛ばされており、貫板がやっと棟にへばりついているだけです。 貫板を剥ぎ取り、樹脂幅木を取り付けた所を撮影しました。これなら雨や水蒸気に強いので吹き飛ばされることは無くなるでしょう。 樹脂幅木の上に棟板金包みをかぶせて、板金…