
2025.04.07
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、鹿嶋市の住宅建物にて実施している雨漏り修理のための瓦葺き直し工事瓦材復旧工程についてお伝えいたしました。 今回は、瓦葺き直し工事の施工前と施工後を比較したビフォーアフターについてご紹介したいと思います。▼現場…

屋根葺き替えは、既存の屋根材を全て撤去し、下地を補修した上で新しい屋根材を設置する工事(全交換)です。屋根材だけでなく、下地の劣化が進んでいる場合や、屋根の軽量化、断熱性・遮音性の向上を図りたい場合に適しています。屋根リフォームの中で一番費用が掛かる屋根工事になります。
メリット:
デメリット:
築35年のお住まいの屋根葺き替え工事(屋根リフォーム)が完了しました。
老朽化した瓦屋根を、耐久性と意匠性に優れたコロニアルグラッサのボルドーレッド色で葺き替え、住まいの美観と機能性を向上させました。下地には針葉樹合板を使用し強度を高め、防水シートや板金部材も一新することで、雨漏りの心配を軽減しています。屋根全体の重量は、瓦→コロニアルに変える事で約1/2になりました!!!
作業の様子は、こちらの施工事例をご参考ください^^
施工ブログ▶つくば市の屋根リフォームで屋根にかかる重量を軽減させ機能性も向上
屋根材コロニアルグラッサのご紹介▶30年間、色褪せないスレート屋根「グラッサシリーズ」
屋根カバーは、既存の屋根材の上に、新しい屋根材を重ねて設置する工事です。既存の屋根材の撤去費用がかからないため、葺き替えに比べて費用を抑えることができます。ただし、既存の屋根材の状態によっては施工できない場合がございますので、当店にご相談ください!
メリット:
デメリット:
『スーパーガルテクト』は、一度葺き始めると、その軽さも手伝って、工事がどんどん進んでいきます! 軽量でありながら、完成後はとても丈夫な屋根になるのが特徴です。さらに、断熱材のおかげで、金属屋根なのに雨音が気になりません。遮熱効果も期待できるため、夏場のエアコンの設定温度を2~3度ほど高くできるかもしれません(※立地条件によります)。
今回の屋根材は、断熱材入りの金属屋根材『スーパーガルテクト』です! 部材は基本的に工場で作られたものを使いますが、屋根の形や現場の状況によっては、その場での加工が必要になります。
例えば、写真のコーナー部分では、ぶつかり合う軒先唐草という部材を、ただ45度にカットして合わせるだけでなく、一方を少し長く伸ばして、もう一方に重ねるように取り付けています。これは、雨水が内部に入り込まないようにするための工夫で、本当に細かい部分まで、雨仕舞いをしっかりと考えながら作業を進めているんですよ('◇')ゞ
また当店では、隅棟の下地には絶対に腐食しない樹脂製のタルキを使用しています。これは、木材のタルキと違って腐食の心配がないため、棟板金の浮きや飛散といったトラブルを防ぐことができるからです。
「雨仕舞(あまじまい)」とは、簡単に言うと建物に雨水が浸入しないようにするための工夫や仕組みのことです。
単に雨水を防ぐ「防水」とは少し異なり、雨仕舞は、
といった、より総合的な対策を指します。
つくば市で行われた築23年のお住まいの屋根カバー工法が完了しました。
既存の屋根の上に、軽量で断熱性・耐久性に優れたスーパーガルテクトを重ね葺きすることで、耐震性の向上と長期的なメンテナンス軽減を実現しました。下地には腐食に強い樹脂製部材を使用し、防水対策も万全です。メーカー保証付きで、お客様に安心をお届けします。
作業の様子は、こちらの施工事例をご参考ください^^
施工ブログ▶つくば市での屋根カバー工法は劣化したコロニアルスレートを屋根リフォーム
屋根材スーパーガルテクトのご紹介▶【スーパーガルテクト】人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由
屋根葺き直しは、既存の瓦などの屋根材を一旦取り外し、下地の補修や防水シートの交換を行った後、再び同じ屋根材を葺き直す工事です。主に、瓦屋根のように耐久性の高い屋根材で、下地の劣化が見られる場合に適しています。
メリット:
デメリット:
続いて、屋根の下地を作る工程に入ります('◇')ゞここでは、厚さ1.2cmの耐水性がある構造用合板(針葉樹合板、ラーチ合板、野地板などとも呼ばれます)というベニヤ板を使用します。このベニヤ板を一枚ずつ貼っていくことで、作業するための足場が安定し、足場が良くなるほど作業効率もアップしていきます!しっかりと下地ができたら、いよいよ防水シートを張る工程へと進みます!
屋根の下地で最も重要な工程と言っても過言ではないのが、防水シートの選定と丁寧な貼り方です('◇')ゞ なぜなら、屋根材が瓦の場合、瓦の構造上どうしても屋根材の下に雨水が入り込んでしまうことがあるからです。その浸入した雨水から、屋根の下地を守る大切な役割を担っているのが防水シートなのです! さらに、防水シートにも寿命があり、今回使用した改質アスファルトルーフィングは20年の耐久性がありますので、ご安心いただけると思います。防水シートの耐用年数は、製品によって10年から60年と幅広く異なりますが、一般的な住宅にはこの改質アスファルトルーフィングが最もよく使われています。
当店では、お客様の屋根の形状や使用する屋根材に合わせて、最も適した防水シートを慎重に選んでいます('◇')ゞ 防水シートの選定は、自社施工の当店に安心してお任せください!!
腐食の心配がない樹脂製の瓦桟を、しっかりと固定していきます('◇')ゞ これまでの木製瓦桟は、どうしても腐食のリスクがありましたが、樹脂製ならその心配はありません。さらに、この瓦桟には水抜き加工も施されているので、雨水が溜まる心配もなく、安心です。
既存のセメント瓦は釘で固定されていなかったため、今回は一枚一枚丁寧にドリルで穴を開け、ステンレス製の釘で固定しました。これで、地震が起きても瓦がずれる心配はほとんどありません('◇')ゞ このように、瓦を一枚ずつ釘で固定する施工方法を「全数釘打ち」といい、耐震性を高めるための重要な工法なんです。セメント瓦の葺き直し、無事に完了です!
のし瓦を積み重ねていきます。今回は元々なんばん(瓦を固定する粘土)が使われていなかったため、銅線で縛るだけでは少し不安です。そこで、接着効果もあるコーキング材をたっぷりと使用して、のし瓦をしっかりと固定していきます。
最後に設置する冠瓦は、なんばんと釘、そして銅線も併用して固定します! これはまさに、地震に強い屋根にするための万全な対策と言えます。これで、新しくした野地板と防水シートの上に、瓦の葺き直し工事が完了しました! 一枚一枚しっかりと固定された瓦と、新しくなった下地のおかげで、以前よりもずっと丈夫な屋根に生まれ変わりましたね!
つくば市における屋根リフォームの事例と、それぞれの工法の特徴、費用、業者選びのポイントについて解説しました。お客様の屋根の状態や予算、希望に合わせて、最適なリフォーム方法を選ぶことが大切です。
屋根は住まいを守る最も重要な部分の一つです。定期的なメンテナンスや適切なリフォームを行うことで、快適で安全な暮らしを長く続けることができます。この記事が、つくば市にお住まいの皆様の屋根リフォームの検討に少しでもお役に立てれば幸いです。まずは、信頼できる専門業者に相談し、お家の屋根の状態を詳しく診断してもらうことから始めてみましょう。
屋根葺き替え工事・屋根カバー工事・屋根葺き直し工事でのお困りごとがありましたら、ぜひ街の屋根やさんつくば稲敷店にご相談ください(^^♪現地調査とお見積りは無料でやらせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思いますm(__)m
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