2024.12.03
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、つくば市の貸倉庫で実施している屋根カバー工事において、棟部への雨水吹き込みを防止する水止面戸の取り付けの様子をご紹介いたしました。 今回は、屋根カバー工事の仕上げ工程となるエプロン面戸および棟板金取の取り付け…
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。
今回は、つくば市の住宅で、スレート屋根にさまざまな劣化症状を確認した現場調査の内容をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・つくば市の住宅でサイディング外壁の現場調査、コーキングひび割れやチョーキングを確認
今回、現場調査を行うのは、13年間空き家にしていたという住宅で、その間、屋根や外壁など、何のメンテナンスもできていなかったとのことです。
空き家をそのまま放置すると、劣化はどんどん進んでいくので、建物の寿命にも影響を与えるようになり、資産価値の低下にもつながります。
その他にも、空き家を放置するとさまざまなリスクが生じる恐れがあることから、定期的な点検やメンテナンスを行うなど、適切な管理をしていくことが重要になります。
住宅の屋根は5寸程度の勾配となっているスレート屋根です。
スレート屋根は、かなり劣化が進行しており、屋根材としての防水機能はかなり衰えていることが一目でわかる状況にあります。
スレート屋根の防水機能が衰えると、屋根材そのものが吸水し、苔や藻、カビなどの繁殖、あるいは反りや割れといった症状が現れるようになります。
雨漏りがいったん起こると、内装や重要構造などを傷める原因となるので、大規模な修理が必要となり、そのコストが高くなってしまうケースも珍しくありません。
そのため、屋根や外壁、ベランダ防水などのメンテナンスは、絶対に欠かせないものなのです。
その他、屋根の頂上部に設置している棟板金は、釘が緩んで浮きが生じているばかりか、棟板金そのものも浮いてしまっています。
棟板金の釘の浮きは、よく見られる劣化症状ではあるものの、棟板金そのものが浮いてしまうほど進行すると、強風にあおられて飛ばされてしまうリスクが高まります。
仮に、棟板金が飛散すると、雨漏りの原因となるのはもちろんのこと、周辺の建物や車、その他設置物に接触して近隣トラブルに発展してしまう恐れもあるので、十分な注意が必要です。
下屋根についても、同様に、著しい劣化が見られます。
今回の屋根点検の結果に基づき、屋根塗装の提案と見積書の提出を行っています。
なお、次回のブログでは、屋根点検といっしょに実施した外壁への点検の様子をご紹介したいと思います。
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