皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。

前回のブログでは、石岡市の築10年の平屋住宅にて実施している折板屋根塗装工事のボルトのサビ落としなど、下地処理の様子をお伝えいたしました。

今回は、折板屋根やパラペット部などへの塗装工事の下塗り工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。

折板屋根塗装工事の下塗り工程

今回、平屋住宅の折板屋根の経年劣化に対応するため、塗装工事を行っています。

なお、今回行っている折板屋根塗装工事は、これまでに、高圧洗浄後、ボルトのサビ取りなどの下地処理が完了しています。

この後は、いよいよ塗装工程です。

折板屋根への塗装工事は、いつもの通り、3回塗りにより、適切な手順を踏みながら進めていきます。

まずは、下塗りから行っていきましょう。

今回、折板屋根塗装工事の下塗りで使用するのは、エスケー化研のニ液弱溶剤形変性エポキシ樹脂サビ止め塗料「SKマイルドボーセイ」になります。

「SKマイルドボーセイ」は、特殊変性エポキシ樹脂と特殊防錆顔料の相乗効果で非常に高い防食性を示すとともに、さまざまな金属素材や旧塗膜に対して優れた密着性を発揮する下塗り塗料です。

まずは、パラペットの笠木や立ち上がり部分への塗装から行っていきます。

パラペット部は、表面塗装の劣化からサビやコーキング切れなどが生じると、それらが原因となって雨漏りが起こることも多いので、定期的なメンテナンスが欠かせないところです。

続いて、折板屋根の全面に対し、下塗りを行っていきます。

ちなみに、下塗りには「アカサビ」という赤系の色を使用しており、既存の下地とはまったく異なる色なので、塗り残しなく塗装が行えます。

塗装工事の下塗りは、塗り残しが生じると、その部分の密着性が得られず、早い段階で浮きや剥がれなどの不具合につながる恐れがあるので、とくに丁寧な施工が求められる工程です。

前回、サビ取り処理を施したボルト部分にも、入念に下塗りを行っています。

サビ取りとサビ止め塗装を適切に行うことで、塗装工事完成後、長期的にサビの発生を防ぐことが可能となります。

折板屋根塗装工事の下塗り工程が完了しました。

この後は、しっかりと乾燥させ、上塗り用塗料を用いて、さらに中塗りと上塗りを重ねていきます。

なお、次回のブログでは、折板屋根塗装工事の中塗りについて、その様子をご紹介したいと思います。

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