皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。

前回のブログでは、石岡市にて築10年の平屋住宅の折板屋根に多くの劣化症状を確認した無料点検の内容をお伝えいたしました。

今回は、無料点検の結果に基づいて実施する屋根塗装の高圧洗浄工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。

▼前回までのブログ
・石岡市にて築10年の平屋住宅で無料点検、屋根の88折板に色あせやボルトサビなどを確認

折板屋根塗装工事の高圧洗浄工程

今回、住宅の屋根仕上げである折板屋根の経年劣化にともない、塗装工事を行っていくことが決定しています。

なお、前回行った無料点検では、折板屋根の色あせやチョーキング、ボルトのサビ、コーキング切れなど、多くの劣化症状を確認しています。

これら劣化症状を改善し、機能の長期的な維持を図るため、高性能塗料を用いた塗装工事を行っていきます。

まずは、高圧洗浄から行っていきましょう。

高圧洗浄は、コンプレッサーを使い、バケツに溜めた水道水を高圧洗浄機まで送りながら行います。

このとき、水道水のムダ使いを防ぐため、バケツの一定の高さまで溜まると供給をストップさせるといった工夫を施しています。

高圧洗浄により、折板屋根に付着している汚れや苔、サビなどを取り除いていきます。

なお、高圧洗浄で落とし切れない部分については、改めてケレンなどの処理を行い、下地を整える必要があります。

というのも、汚れや苔、サビなどが残ったまま塗装しても、下地との密着性が得られないので、早々に剥がれてしまう可能性が高いためです。

また、塗装工事を行う屋根だけでなく、外壁なども苔の付着が気になるとのことでしたので、圧力を落としてサービスで洗浄を行いました。

外壁に苔やカビが繁殖すると、見た目にもよくないばかりか、塗膜の劣化を加速させる存在にもなります。

そのため、定期的に洗浄を行うと、屋根や外壁を長持ちさせるうえで効果的です。

ただし、あまり圧力を加えると、塗膜を傷めてしまう原因にもなるので、できるだけプロの業者に依頼することをおすすめいたします。

その他、物干しスペースのポリカ屋根や玄関ポーチ、スロープなどに対しても洗浄を行いました。

高圧洗浄が完了したら、下地処理を行った後、塗装工程に入っていきます。

なお、次回のブログでは、ボルトのサビ落としなどの下地処理工程について、その様子をご紹介したいと思います。

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