2026.02.27
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。 前回のブログでは、鉾田市の住宅にて、雨漏り修理のために実施している屋根葺き直し工事の取り外していた瓦の再設置の様子をお伝えいたしました。 今回は、隅棟部のガイドライン工法に基づく補強金具の取り付けなどについて、その施工の様子を…
今回、住宅屋根の防水シートの著しい経年劣化により雨漏りが発生したことから、その修理のための葺き直し工事を行っています。
その屋根葺き直し工事は、既存瓦屋根をいったん解体し、新たな防水シートを敷設した後、あらためて瓦を葺き直したところまでが完了しています。
この後は、隅棟部や大棟部に棟瓦を設置していく仕上げ工程となります。
なお、今回の葺き直し工事では、ガイドライン工法に基づいて復旧を進めています。
ガイドライン工法とは、屋根の耐震性や耐風性を強化することを目的として、瓦業界団体が策定した施工基準です。
なかでも、とくに被害が出やすい棟部については、補強金具などを用いて強固な構造とすることで、自然災害時の瓦のズレや崩れといったトラブルを大幅に軽減することが可能となっています。
隅棟の土台部分を施工する前に、漆喰材を用いて勝手瓦の固定を行っていきます。
勝手瓦とは、隅棟に沿って斜めに切断して使用する瓦のことをいい、寸法や角度が一定でないことから、現場での細かな調整が欠かせません。
そのため、隅棟では、瓦を並べるだけでなく、漆喰材を用いて高さ調整や固定を行うことで、仕上がりの品質を確保しています。
漆喰材は、一般的な漆喰に特殊な成分を配合することで防水性や耐久性、密着性を向上させた「モルロック」を使用します。
野地板にモルロックを盛り付け、勝手瓦の高さや通りを調整しながら、1枚ずつ丁寧に設置していきます。
勝手瓦は、1枚ごとに形状や納まりが異なるので、漆喰材で細かな調整を行うことで、耐久性を高めながら、見た目にも美しく仕上げることが可能となります。
隅棟部への勝手瓦の設置が完了しました。
この後は、引き続き棟瓦の土台部を構築していきます。
なお、次回のブログでは、補強金具へ樹脂製の芯材を取り付ける工程について、その様子をご紹介したいと思います。
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