石岡市で朝日ソーラーを完全撤去して屋根を劇的軽量化！放置は危険です
お客様は長年、使用されていない朝日ソーラーが屋根の上に残った状態に心配を抱えておられました。タンク内部に水が残っている可能性もあり、その重量による屋根への負荷を思うと、早くなんとかしたいというお気持ちが募っていたとのことです。とはいえ、どこへ相談すればよいか分からず、しばらく手を付けられずにいたそうです。そんな折、「石岡市 朝日ソーラー撤去」で検索されたことをきっかけに街の屋根やさんを見つけていただき、ご連絡をくださいました。お電話では緊張されていたそうですが、丁寧な対応に安心されたとのことで、そのまま現地調査の運びとなりました。
石岡市
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- クレーン付きユニック車
- 施工内容その他
- 朝日ソーラー撤去工事
- 築年数
- 40年
- 工事費用
- 9.5万円
撤去工事の第一歩として、まずは作業車両の搬入やクレーンの設置がスムーズに行えるか、現地の環境を詳細に確認いたしました。
写真でもご確認いただける通り、敷地前の道幅は十分に確保されており、クレーン付きトラック（ユニック車）を安全に停泊させ、安定した作業ができる環境であることを確認いたしました。太陽熱温水器は非常に重量があるため、安全に吊り下げるための「車両の配置計画」は、事故を防ぐために最も重要なプロセスです。
また、敷地内には大切に手入れされた植栽や、綺麗な砂利敷きのスペースがございました。作業動線を確保する際には、これらを傷つけることがないよう、養生（保護）の範囲や機材の置き場所を一つひとつ丁寧に洗い出しました。
お客様の大切な資産を守り、近隣の皆さまにもご迷惑をおかけしないよう、事前の準備に妥協はありません。
続いて、敷地奥の作業スペースを詳しく確認させていただきました。 そこはお洗濯物を干す場所であったり、大切に育てられている鉢植えが並んでいたりと、ご家族の皆さまが毎日大切に使われている「生活の場」でもあります。
撤去作業を進めるにあたり、こうした生活空間に支障が出ないよう、適切な養生（保護）が必要な範囲を慎重に検討いたしました。
工事によってご不便をおかけすることがないよう、お客様が普段通られる動線を優先的に確保しつつ、作業の影響を最小限に抑える細やかな計画を立てております。単に設備を撤去するだけでなく、「工事中も安心してお過ごしいただける環境づくり」を、私たちは大切にしています。
続いて、屋根上の太陽熱温水器（朝日ソーラー）の状態を、安全に視認できる位置から詳しく確認しました。
写真をご覧いただくと分かる通り、屋根の上には非常に大きなソーラーパネルと貯水タンクが鎮座しています。満水時には数百キログラムもの重さになるこの設備が、長年同じ場所に載り続けていることで、屋根材（瓦やスレート）に相当な荷重がかかっていることは遠目から見ても明らかでした。
また、撤去を安全に行うためには、クレーンで吊り上げる際の「逃げ道」の確保が不可欠です。隣家との距離や、大きく枝を伸ばした周囲の樹木を念入りにチェックし、機材を降ろす際に接触や干渉が起きないよう入念にシミュレーションを行いました。
「万が一の事故も起こさない」という強い意識のもと、周囲の建物や植栽を含めた環境全体を把握することで、確実な作業プランを構築してまいります。
改めて、敷地の開けたスペースや屋根へのアクセスルートを多角的に再確認いたしました。
屋根の高さ、傾斜、そしてお隣の建物との距離感を計測・検討した結果、今回は「クレーン車（ユニック車）」と「高所作業用のはしご」を併用する工法を選択しました。この判断により、本来なら必要となることの多い「足場の設置」をせずに、安全かつ確実に撤去作業を行うことが可能となりました。
足場を組まないことで、工事費用のコストダウンはもちろん、設置・解体にかかる時間や、お客様の生活空間を占有する期間も大幅に短縮できます。
もちろん、すべては「確実な安全」が担保されてこその判断です。写真からもお分かりいただけるように、機材の可動範囲や作業員の安全な足場確保について、一箇所の妥協もなくシミュレーションを行い、「これならば安全に作業できる」と確信を持ってプランを決定いたしました。
いよいよ工事当日を迎えました。まずはクレーン車を事前に計画した位置へ慎重に配置し、屋根上の職人と地上スタッフとの入念な打ち合わせからスタートします。
雲ひとつない青空のもと、経験豊富な職人が屋根に上がり、長年ソーラーパネルを支え続けてきた固定金具やワイヤーの状態を一つひとつ確認していきます。経年劣化で脆くなったパーツが予期せぬ動きをしないよう、現状を正しく把握してから作業を開始するのが鉄則です。
こうした大型設備の撤去において、何よりも重要なのは「現場全体の呼吸を合わせること」です。屋根の上と下、そしてクレーンのオペレーターが、お互いの動きを常に把握し、一工程ごとに声を掛け合いながら作業を進めてまいります。
職人たちのキビキビとした動きと、現場に響く連携の声。万全の体制を整えることで、大きな設備が安全に、そして確実に屋根から離れていく準備が整いました。
撤去作業の真っ最中、屋根の上ではスタッフたちが足を止め、熱心に協議を重ねる場面がありました。
具体的には、巨大な朝日ソーラーをどの角度で吊り上げれば最も安全か、そして長年建物の内部へと繋がっていた配管ホースをどのように処理するのが、将来的な漏水リスクをゼロにできるのか……といった点について、現地の状況に合わせて最終確認を行っています。
屋根の上は、長年の荷重によって瓦やスレート材が繊細な状態になっていることも少なくありません。ただ設備を降ろすだけでなく、「今ある屋根材を一枚も傷めないこと」、そして「撤去後の防水性を完璧に保つこと
この二つを両立させるため、経験豊富なスタッフたちが知恵を出し合い、その場で最善の策を導き出していきます。こうした現場での細かな判断の積み重ねが、大切なお住まいを守る確かな品質へと繋がっています。
タンクの周辺には、長年設備を支えてきた給水管や固定金具が複雑に組み合わされています。写真にあるのは、それらを一つひとつ手作業で解体している様子です。
こうした金具のネジやボルトは、長年の雨風にさらされることでサビ付き、強固に固着してしまっているケースがほとんどです。無理に力を加えると、反動で屋根材を割ってしまったり、土台を傷めたりするリスクがあります。そのため職人は、状況に応じて複数の工具を巧みに使い分け、蓄積された経験をもとに絶妙な力加減で取り外していきます。
「ただ外せばいい」というわけではなく、常に「屋根に負担をかけないこと」を最優先に考えた、プロならではの配慮が続く工程です。見えない部分まで丁寧に、そして確実に。お住まいへの敬意を忘れない作業を徹底いたしました。
撤去作業において、私たちは常に現場の状況に合わせた「最適かつ安全な手法」を選択しています。
今回は、標準的なワイヤーでは長さが不足し、クレーンの可動範囲に対して十分な余裕が確保できないと判断したため、強度と柔軟性を兼ね備えた「専用の強力ロープ」を採用いたしました。これにより、屋根から地上まで、揺れを最小限に抑えながら安定した角度で降ろすことが可能になります。
また、吊り上げの直前には、朝日ソーラーのタンク内に滞留している水を屋根の上で完全に抜き取る作業を行いました。数百キロにもなる水を排出し、本体を極限まで軽くしてから吊り上げることで、万が一の落下リスクや屋根への瞬間的な負荷を徹底的に排除しています。
「マニュアル通り」ではなく、一軒一軒異なる現場環境に合わせ、スタッフ同士で最善の策を導き出す。この柔軟な対応力こそが、私たちの誇る安全品質です。
クレーンで吊り降ろされた太陽熱温水器の貯水タンクが、無事にトラックの荷台へと収まりました。
このステンレス製のタンクは、空の状態でもかなりの重量がありますが、長年使用されている間に内部へ水垢や沈殿物が溜まっていたり、わずかな残存水が含まれていたりすることもあり、見た目以上の重さになることが珍しくありません。重心が不安定になりやすいため、荷台へ載せる際も一時も気を抜くことなく、慎重にコントロールしながら進めてまいりました。
写真をご覧いただくと、その巨大さが改めてお分かりいただけるかと思います。これだけの大型設備を地上へ降ろす際は、お客様の建物の外壁や、大切にされているお庭の備品などに決して接触させないよう、作業員が周囲を常にガードし、ミリ単位の細心の注意を払って作業を行いました。
屋根から大きな荷物がなくなり、お住まいの負担が一つ解消された瞬間です。
街の屋根やさんつくば稲敷店では、お客様の大切な住まいを守るため、屋根工事・塗装工事・雨どい工事・太陽光メンテナンスまで、幅広いサービスを完全自社施工でご提供しています。
お客様一人ひとりのニーズに真摯に耳を傾け、最適なご提案をさせていただきます。
「うちの屋根も修理が必要かも」「費用はどれくらいかかる？」といった疑問をお持ちでしたら、まずは地域密着の街の屋根やさんつくば稲敷店による無料診断をご利用ください。
【社内保有資格多数】
一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・小型移動式クレーン・玉掛け・石綿作業主任者など…
【地域密着・実績3,000件以上】
街の屋根やさんつくば稲敷店は、茨城県県南・県東地域に根差したサービスを提供し、3,000件以上の豊富な施工実績を持つ屋根・外装工事のプロフェッショナルです。
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