屋根の強力棟ってどの様な棟の事かご存知ですか？
瓦屋根の棟（グシとも言う）にご覧頂きますような金具
（棟金具と言う）を屋根の野地板にビス止め致します。
（棟金具と言う）を屋根の野地板にビス止め致します。
従来の棟は、のし瓦を左右に積み上げてその上に丸瓦を乗せる
方法でございましたが、強力棟では棟金具を野地板にビス留めし、
ナンバンを用いて留め置きする部分を強力に致します。
方法でございましたが、強力棟では棟金具を野地板にビス留めし、
ナンバンを用いて留め置きする部分を強力に致します。
棟金具の上に、垂木を這わせて左右をビス止め致します。
左右でビス留めされることにより、固定力が増します！
木製のタルキで行う場合、腐食しない樹脂製のタルキ
で行う場合と状況に応じて使い分けます。
※2022年現在では、樹脂製のタルキを標準仕様とさせて頂いております！
従いまして、地震や台風に依って被害を帯びてしまっていたのです。
ナンバンや土で気持ちばかりの補強をする方法しか、無かったのです。
丸みを帯びた瓦の事を、丸瓦と言います。
その下に有りますのがノシ瓦です。
このノシ瓦の下には、土が敷かれて居りましす。（この写真では、削除してしてあります）
今回の24号台風に依って、一番多くの被害を受けたのが、この7寸丸瓦の棟で御座いました。
普通には、右側の写真の5寸丸瓦が使われて居りますが、この7寸丸瓦の場合ノシ瓦を積み上げる必要が無い事から、近年7寸丸を使用した棟が多く成って居たのです。
実際には、この丸瓦の下には土屋或いはナンバンが敷き積まれ、その上にノシ瓦が数段積まれて居ります。
入母屋のグシが高く積まれた場面を見た事が御座いませんか？
以前は競って高く積み上げる工事が盛んで有りました。
画像・文章をクリックすると詳細をご覧いただけます。
画像・文章をクリックすると詳細をご覧いただけます。
9時～18時まで受付中!
0120-066-808
