屋根トップライト撤去工事の既存スレート屋根解体工程

今回、住宅のスレート屋根に経年劣化が目立ってきたことや今後の雨漏りリスクに備え、トップライト撤去およびカバー工事を行っていくことが決定しています。

なお、これら工事の実施にあたっては、前回、足場の設置が完了しています。

足場の設置が完了した後は、既存のトップライトを撤去していく工程となります。

今回、工事を行う住宅では、トップライトが5台取り付けられており、これらすべてを撤去し、屋根を塞ぐことになっています。

というのも、「トップライトがある屋根は雨漏りが多い」ということをお客様がインターネットを通じて知り、雨漏りは発生していないものの、将来のことを考慮して撤去を希望されたためです。

実際に、トップライトのある屋根は、屋根との接合部が多く発生することから、そこに使用する部材が劣化すると、雨水が侵入し、雨漏りにつながることがよくあります。

そのため、定期的に点検を行いながら、劣化状況に応じたメンテナンスをこまめに行っていくことが重要になります。

また、思い切ってトップライトを撤去し、屋根を塞ぐという方法も、確実に雨漏りを防いでいくには、非常に効果の高い対策です。

今回は、トップライトを撤去し、屋根を塞いだうえで、カバー工事を行っていきます。

まずは、トップライト周辺のスレート屋根を取り外していきます。

スレート屋根の取り外しは、「スレーターズリッパー」という工具を使って行います。

屋根トップライト撤去工事のスレーターズリッパーを使った既存カラーベスト屋根の解体

「スレーターズリッパー」は、スレート屋根の重なり部に差し込み、先端の引っ掛かり部を使って釘を抜く工具になります。

釘が抜けると、スレート屋根の一部を引き抜くことができ、さらにその下側のスレート屋根を留め付けている釘が露出するので、連続して取り外せるようになります。

トップライト周囲のスレート屋根をどんどん解体していきます。

トップライトのまわりは、板金や防水テープ、コーキングなどで厳重に守られていますが、当然ながら、経年劣化は避けられません。

劣化が著しく進むと、隙間が生じて雨水が入り込むようになり、やがて雨漏りを引き起こすリスクがどんどん高まっていくので、十分な注意が必要です。

なお、次回のブログでは、トップライトの本体を撤去していく工程について、その様子をご紹介したいと思います。

トップライトの雨漏り対策なら街の屋根やさんつくば稲敷店にご相談ください！

街の屋根やさんつくば稲敷店では、お客様の大切な住まいを守るため、屋根工事・塗装工事・防水工事・雨どい工事・太陽光メンテナンスまで、幅広いサービスを完全自社施工・地域密着ご提供しています。

お客様一人ひとりのニーズに真摯に耳を傾け、最適なご提案をさせていただきます。

「うちの屋根は大丈夫かな？」「外壁の汚れが気になるんだけど…」どんな小さなお悩みでも構いません。まずは、無料の現地調査とお見積りをご利用ください！

【社内保有資格多数】
一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・小型移動式クレーン・玉掛け・石綿作業主任者など…

【地域密着・実績3,000件以上】
街の屋根やさんつくば稲敷店は、茨城県県南・県東地域に根差したサービスを提供し、3,000件以上の豊富な施工実績を持つ屋根・外装工事のプロフェッショナルです。

《関連記事》
・「ここまでやりますお住いの無料点検」
・つくば稲敷店の「施工事例」
・つくば稲敷店の「お客様の声」