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小美玉市　立派ないぶし瓦屋根に鎮座するシャチホコや鬼瓦って何？【瓦の雑学】

皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。

本日は、瓦に関する雑学を少しご紹介したいと思いますよ(^^)/

小美玉市で、とても立派な瓦屋根の無料点検を行なった時に、屋根に設置されていた「いぶし瓦」「シャチホコ」「鬼瓦」についてお話しますね！

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1、小美玉市で屋根の無料点検！「いぶし瓦」とは？

コチラが小美玉市で屋根の無料点検を行なっている立派な和風住宅で、「いぶし瓦」が葺かれています。

瓦は日本の伝統的な屋根材でもあり、日本古来の意匠性だったり、とても丈夫で耐久性が高いことが最大の特徴です。

瓦といっても、スレート瓦やセメント瓦などとも聞いたことがあるかもしれないですが、今回ご紹介するのは、粘土を焼いて作られる瓦「粘土瓦」（和瓦とも言います）についてです！

この瓦（粘土瓦）は、大きく分けて3種類！

・陶器瓦･･･釉薬によって色を付けた粘土瓦。
・いぶし瓦･･･瓦の素地自体を燻化し、銀色になった粘土瓦。
・素焼瓦･･･釉薬をかけずに焼いている粘土瓦。

仕上げ方に違いがあるということですね(・ω・)ノ

いぶし瓦の特徴

いぶし瓦の「いぶし」は、いぶし瓦を作るのに窯で燻す（いぶす）ことからこの名前が付けられています。

瓦を焼く最後の工程に、窯の中を密閉させて煙で燻します（燻化工程）。すると、瓦の表面から中まで炭素の膜が付くことで「いぶし銀」とよばれる美しい銀色になるのです。

この炭素膜によって、素焼きの粘土瓦よりも劣化に強く長持ちします。

いぶし瓦は、経年で表面の炭素膜が劣化して剥がれることで色ムラが発生します。この色ムラも、いぶし瓦の特徴であり独特の味とも言えます。

炭素膜があることで表面の保護機能は向上しますが、それが剥がれても粘土瓦自体が耐久性が高いため、大きな影響はないとされています。

2、小美玉市で瓦屋根に載った「シャチホコ」って何？

小美玉市のいぶし瓦屋根の上には「シャチホコ」が設置されていましたよ！(・o・)/

シャチホコと言えば、有名なのは名古屋城の天守の上に輝く金のシャチホコですね？！このシャチホコとは一体何なのか・・をご紹介しますよ(^^)/

さすがに金ではないもののシャチホコがいる屋根は、立派なお家であることは間違いないでしょう(・・;)

このシャチホコとは、鯱鉾（しゃちほこ）と書き「鯱（しゃち）」はインドの空想の魚だそうです。この空想の魚「鯱」は、龍の頭を持ち、胴体は魚、体には鋭いトゲが生えているそうです。

そしてこの鯱が、口から水を吐き出すことから、火事の時には火を消してくれるとされ、火除けの守り神として屋根の上に飾るようになったそうです。

因みに、鯱鉾の「鉾」は、空に向かって反り返る尾が、武器の鉾（矛）のように見えることから「鯱鉾」となったようです。

3、小美玉市の瓦屋根の「鬼瓦」の意味は？

小美玉市の瓦屋根には、さらに立派な「鬼瓦」が設置されています。次は、この「鬼瓦」について少しだけお話しますね！

この小美玉市の住宅の屋根に設置されている「鬼瓦」は、影盛足付台付という種類の鬼瓦です。

「鬼瓦」とは、瓦屋根の棟の端に設置されている装飾性のある瓦のことで、屋根に雨が浸入するのを防ぐ役割があります。

また、鬼が怖い顔で追い払ってくれるという意味で厄除け・魔除けの効果があると言われています。

いろいろなデザインの鬼瓦

「鬼瓦」は、鬼の形だけでなく、様々なデザインでたくさんの種類があります。花や動物、雲や波、神様の形、“水”などの文字が書かれたものもあり、大きさも小さいものから大きいものまであります。

「鬼瓦」は、建物にとってシンボル的部分となり、建物を守ってくれる守り神です。デザインも豊富なので、ご興味がある方は是非、お気に入りの鬼瓦を見つけてみて下さいね！

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4、小美玉市で瓦のご相談は街の屋根やさんつくば稲敷店へお任せ下さい！

今回は、小美玉市の住宅の屋根に設置されていた瓦についての雑学を少しご紹介させていただきました。

次回のブログでは、この小美玉市の住宅の無料点検で確認した、瓦屋根の不具合についてご紹介したいと思いますので次回も是非ご覧下さいね！

街の屋根やさんつくば稲敷店では、相談・点検・お見積りは完全無料ですので、お気軽にご利用ください(^^♪

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