土浦市からセメント瓦屋根から雨漏りがして居るので調べて下さい
先ず最初に室内の様子を見せていただきました。
天井に、雨漏りの跡が見受けられます。これ以上放って置きますと、雨水が滝のように室内に漏れて来る寸前に成って居る状況です。
押入れの中の品物をどけて頂いて、天窓から屋根裏の状況を見せていただきました。
案の定、私が想像をしていた通りの実態を醸し出しております。
この写真で黒く映っている部分は雨水が漏れて来た様子に成ります。
奥の方が真黒く成って居るのが分かりますか?
薄茶色に成って居る所も雨水によって、色が変色した部分に成ります。
此方の様子が一番雨水の被害を受けた場面の様子でした。
目を凝らしてみて頂きますと、黒く変色した野地板の様子がお分かり頂けるものと思います。
こちら側は、今迄とは反対側の野地板の様子を撮影したものですが、はっきりと見えなくて相すみません。
こちら側も同様に黒い野地板に変色して居りました。
ここの様子は、ペンキを塗ったところが剥げ落ちた所の様子を撮影したものです。
漆喰の部分には、塗料は乗りませんので塗装やさんは覚えておいてください。
全体の屋根の様子を撮影したところです。
全体をくまなく調査したのですが、塗装もしっかり入って居りますし、中々いい塗装に成って居るのではないでしょう?
瓦の割れや欠損も全く見られませんでした。
この写真を、良ーく見てください。この様にコーキングを打ちますと、雨漏りの原因になるのです。
塗装やさんは、親切心からコーキングを打たれたのでしょうが、この仕事は全く知識が無いとは言え、大間違いです。
雨漏りの原因は、第一にこのコーキング工事だと言明できます。
第二にルーフィング破損等から起きて居るものと考えられます。
この様な場所にコーキングを打ってはいけません。
瓦職人なら誰でも知って居る事なんですが、時たま瓦の事をよく知らない職人さんがこの様な場所にコーキングを打って居る事が有ります。
コーキングを打って良き場所は、瓦の山の部分だけです。
谷(低い平らな場所)には、雨漏りの原因に成るのでコーキングを打ってはいけません。
瓦の中に入った雨水の逃げ場が無くなり、雨水は天井川に流れるしかなくなるからです。(瓦の下側には雨水が侵入しても良いようになっているのです)
玄関の直ぐ上のグシの部分を撮影しました。ほんの少しばかりでも桟瓦が両サイドで使用されて居ります。
如何にかできなかったのでしょうか?
疑問を覚えます。
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