つくば市から棟板金が、今にも飛散されそうなので調査して下さい
棟板金の釘が浮いて、屋根と板金の間に隙間が出来て居りました。
この隙間から風が入り隣近所に飛ばされてご迷惑をかけては成らないので、今のうちに直して下さいと言う御依頼でした。
飛来した棟板金が、車などに飛んで傷などを付けたら大変な事に成りますので、今のうちに修理しておいた方が賢明かと思われます。
意外とこの様な理由で、修理のご依頼を受ける事が年に15から16件は御座います。
では、どうして棟板金が大風で吹きとばされるのでありましょうか?
その理由は、棟板金を釘止めしている物が貫板と言いまして、板に釘を止めをしているからにほかなりません。
貫板は、新しい時は非常に良いのですが?時が経つにつれて雨水や夏場の暑さで水蒸気場発生してその水分が貫板を自然に朽ちさせて、釘を押し出して最後には棟板金が吹き飛んでしまうので御座います。
この光景が、棟板金と貫板を取り払った状態の写真に成ります。今回からは、貫板の代わりに樹脂幅木を使います。
貫板は、木材でしたから湿気に弱く大風等で吹き飛ばされましたが、この樹脂幅木は水分に非常に強い樹脂で出来て居りますので釘が押し出されるようなことは無く成り
将来にわたって棟板金が飛散されるようなことが無く成ります。
こちら様の屋根勾配が4寸御座いましたので、屋根足場を架けさせて頂きましたが、勾配が4寸以下の場合は屋根足場は不要です。
又、棟板金の工事は、若し施主様が火災保険にご加入になさっておられましたら、保証が受けられる場合が御座いますのでご相談して下さい。
こちらは3方向から棟が集まって来ている場面で御座います。ここの組み合わせが、出来るように成れば板金職人としては一人前です。
それだけこの部分の板金の作業は難しい場面に成ります。
此処での板金棟包みの取り外しも完了致しました。
貫板と樹脂幅木の交換をするだけでなく、棟板金も当然の事ながら交換する事に成ります。
棟板金を交換しませんと、釘穴が沢山開いて居りますので新しいものと交換しなければ何の為の棟板金工事なのか分かりません。
棟板金の交換だけと思って居たんですが、屋根全体の葺き替えをしたら御幾らぐらいに成りますか?と言う嬉しい質問が来ました。
「足場も架けたし、ついでに外壁塗装までお願いしようかしら」とまでおっしゃります。
何とお答えしたら良いのか?戸惑って居りますと見積もりを出して、良かったら全部の工事をお願いしますとの事です。
工事の完了は、相当伸びますが
今は横暖ルーフのプレミアムで葺き直した方が最善な方法と思われます。
ここの面は、コロニアルを全部剥ぎ取りました。
カバー工法もご説明したのですが、全部下地からやり直してくださいと言うご希望で御座いますのでその様に対処いたしました。
こちらの面も、全部下地まで交換の為に、剥ぎ取って、この上に下の甫プから横暖ルーフのプレミアムを張っていきます。
勿論棟は樹脂幅木を使用いたします。
剥ぎ取ったコロニアルの屋根材が、この様に山と成って居ります。
屋根勾配がきついので、もうそろそろリフトで吊り下げて下に下ろしにかかります。
この様子は、まさにリフトで廃材と成ったコロニアルを下に下ろさんとしている場面で御座います。
もう後には戻れませんから、前に進むだけで御座います。
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