屋根の強力棟ってどの様な棟の事かご存知ですか?


棟金具
瓦屋根の棟(グシとも言う)にご覧頂きますような金具(棟金具と言う)を屋根の野地板にビス止め致します。
従来の棟は、ノシ瓦を左右に積み上げてその上に丸瓦を乗せる方法で御座いましたが、強力棟では棟金具を野地板にビス止めしまして、ナンバンを用いて留め置きする部分を強力に致します。
棟金具
棟金具の上に、垂木を這わせて左右をビス止め致します。

棟金具
従来の棟は、ノシ瓦を数段積んだ上に丸瓦を乗せて棟工事をして居りました。
従いまして、地震や台風に依って被害を帯びてしまっていたのです。

ナンバンや土で気持ちばかりの補強をする方法しか、無かったのです。
棟瓦
この写真は、従来の棟瓦の工事の様子を撮影致しました。
丸みを帯びた瓦の事を、丸瓦と言います。
その下に有りますのがノシ瓦です。
このノシ瓦の下には、土が敷かれて居りましす。(この写真では、削除してしてあります)

7寸丸瓦
この写真は、7寸丸瓦を垂木の上に乗せた所の写真です。
今回の24号台風に依って、一番多くの被害を受けたのが、この7寸丸瓦の棟で御座いました。

普通には、右側の写真の5寸丸瓦が使われて居りますが、この7寸丸瓦の場合ノシ瓦を積み上げる必要が無い事から、近年7寸丸を使用した棟が多く成って居たのです。
5寸丸金具
この写真は、5寸丸瓦で棟を積み上げる写真です。
実際には、この丸瓦の下には土屋或いはナンバンが敷き積まれ、その上にノシ瓦が数段積まれて居ります。

入母屋のグシが高く積まれた場面を見た事が御座いませんか?

以前は競って高く積み上げる工事が盛んで有りました。